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Oの記事一覧

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Morningrise/Opeth 90点(音)

Morningrise/Opeth 90点
morningrise.jpg

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1.Advent
2.Night and the Silent Water
3.Nectar
4.Black Rose Immortal
5.To Bid You Farewell
6.Eternal Soul Torture
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スウェーデン発の世界最高のバンド、OPETHによる97年の2ndアルバムのご紹介。

一般的に彼らが「化けた」のは4thからだと言われている。
それまでの作品は輝くところはあるが練りこみが甘い、冗長すぎる、と。
でははたして1stから3rdまでの作品は聴く価値がないのだろうか?凡百なメロデスにすぎないのだろうか?
答えは断じて否である。断じて否である。断じて否である。
大事なことだから何度でも何度でも何度でも言ってやる。断じて、否。なのである。


むしろこと「メロディ」の秀逸さに至っては、他のどのアルバムよりも際立っているのではないだろうか?

確かにまだ荒々しいつくりが見られるバラード5.などは冗長にすぎないパートもある。ここいらねえだろってパートもある。でもそんなこと関係ない程、2本のアコギとベースが絡み合うアンサンブルの美麗さは魂を持ってかれるようでひたすらに心地よくずっと浸っていたいほど。Mikael Akerfeldt(vo/gt)のクリーンヴォイスも、後期ほどの透明感には満ち溢れていないけどもその分生々しさが溢れていてやはり素晴らしい。

また、Opethの全曲のなかでもトップクラスに長尺である4.の主旋律も素晴らしい。この旋律が手を変え品を変え何度も魂に旋律を齎してくれる。7分超えてからの展開の息もつかせぬ劇的さには鼻血がでる脳が蕩ける。激しいパートが終了してからのアコギ・パートが…ああああああもう。本当に本当に本当に好きです。病魔のような1曲。にしても14分過ぎの"Black rose Immortal..."で終わっておけばよいのに。


1.も4.もいいんです。本当にいいんです。全曲何分何秒からの何々がよい、て解説してやりたいところです。だけどそうするときっと一番伝えたいところがぼやけてしまうと思うので、一番伝えたいところを最後に伝えたいと思います。





2.が一番いいです。
一体どれだけ聞いたのかわかりません。去年の来日で披露され、それに衝撃を受け、それから何度も何度も聞いています。心の底から愛している一曲です。早くまた、生で拝みたい…
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My Favorite:2.
Youtube(live)

冒頭の絶叫から爆発する哀メロと、ラストの一節にすべてを奪われる。

"You still sleep in the Night
Yet the Night and the Silent Water
Still so dark..."
ライブではデス声で伸ばしてるけど、CDではスタッカートの呟きになっています。

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Misanthropic/Original Sin 72点

Misanthropic/Original Sin 72点
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1. Shadow
2. The Black Cloud Upon The City(城市上空的烏雲)
3. Ruin All(滅這一切)
4. Be Disgusted With The City(厭倦這城市)
5. Lost Wisdom (Burzum Cover)
6. Pure Land
7. The Elegy Of The City(城市的挽歌)
8. Original Sin(源罪)
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中国産プリミティブ・ブラックメタルバンド「源罪」のご紹介。
もろBurzumから影響を受けたのだろうなというガリガリにノイジーなギターに絶望の呻きに呪詛の様な呟き、そして甘美なトレモロ。たまにファストブラック化しますが基本的にはトレモロと鍵盤の美麗さに、エフェクトかけまくって砂でも食ってるんじゃないかっていう音質になってるヴォーカルが主役です。全てが俺に「しね」と呟いてきます。よししのう。

4.の後半に狂ったかのように繰り返される幽玄なトレモロと、10分を超す大作8.などは聴きごたえがあります。5.のBurzumのカヴァーは原曲に忠実なカヴァーとはほど遠く、かなり高速化して彼ら独自のアレンジになっています。全てが高品質で安心して聴ける一作です。夜の公園で一人酒でも飲みながら聞きたいですね。ちなみに中国っぽいのですか聞いてるとシューマイでも食いたくなってきますかと問われると全くそんな事はありません。言われないと中国の方々だと気付きません。

マイスぺ↓
http://www.myspace.cn/originalsin
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My Favorite:8. この曲聴きながら橋から川見てたらうっかりペットボトルを川に落っことした。

Watershed/Opeth 96点

Watershed/Opeth 96点
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1. Coil
2. Heir Apparent
3. The Lotus Eater
4. Burden
5. Porcelain Heart
6. Hessian Peel
7. Hex Omega
8. Derelict Herds
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スウェーデンのバンドOpethによるメンバーチェンジを経ての9th.

今現在自分が世界で一番好きなバンドはなんですかと聞かれたら、0.1秒でOPETHと答えるであろう、そんなバンドの新作とあって、これは分かってもらえると思うのですが、ある種「もしはずしたら…」っていう怖さが先行しておりました。それなら聴かないで、神盤8thでとどめておけばよかろうと。しかしまあ、なんといいますか。


完全に杞憂でした。


以前にもまして更にKeyや女声などの使い方に凝りが見られるつくりは、もはや「プログレッシヴ・デスメタル」なんていう小さな枠からは完全に逸脱し、「メタル」をも飛び越え、ジャズやフォークなどの要素をふんだんに取り入れて、それを完璧に昇華させた上で自らの世界に吸収進化させています。といいますか、うだうだ言っておりますが正直1.を聴いた瞬間に既に美しすぎるメロディと、俺が世界で一番好きなヴォーカリスト、Mikael Okerfeldt(vo/gt)の甘い歌声にぶっ殺されてました。いやはや。


ということでまさかの小曲1.からアグレッシヴなナンバー2.へと移行し、更にこれまた予想外のブラストをぶちかます3.へとなだれ込みます。3.のブラストパートにてミカエルがクリーンで歌いあげ、そうでないところをデス声で疾走するシーンなど、もう本当小学生みたいな感想しか持ち得ないのですが、格好良すぎて悲鳴でます。と思いきや今度はありそうでなかったミカエルのクリーン冴えわたるキラー・バラード4.へと移行し、そして"Windowpane"をも超えるかという、クリーン・ヴォイスの最強キラー・チューン5.の登場。非の打ちどころのない。完全無欠とはまさにこのこと。


5.のドラムのターンには笑わせてもらいました。が、コピーしてみたら意外といけましたこれが。いやいけてないのだけども、いけそうな感じでした。しかしその後の5分超えてからの展開は涙腺からして死ぬしかないですね。

と、きりがないのでここら辺でやめますが、とにかく彼らの作品に失敗はありません。特に4th以降。しかもそれらがすべて別のベクトルを向いており、暴力性・残虐性を打ち出した"Deliverance""Ghost Reveries"、悲哀性・抒情性に特化した"Damnation""Watershed"、そしてその融合を荒削りながら示した"Still Life"、すべてが完璧にマッチした"Blackwater Park"・・・と、ああ人生の一枚ばかりだ。


なぜこんなにも暑苦しいレビューを書いているのかというと、日付の上では明日27日、OPETHのライブに行ってくるからです。本気でこの日のために生きてきました。なんとか生きてライブを迎えられそうです。入院がかぶってたら、点滴を引きちぎってでも見に行ってました。


ていいますか、28日にスタジオ終わってから一人名古屋まで新幹線で突撃して当日券(あるのか?)で鑑賞することも結構本気で考えています。まあ現実問題無理なんだけど、でももうそんなもんどうでもいいやってなったらもうわかりません。あははは。

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My Favorite:全部

Still Life/OPETH 94点

Still Life/OPETH 94点
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1.The Moor
2.Godhead's Lament
3.Benighted
4.Monnlaspe Vertigo
5.Face of Melinda
6.Serenity Painted
7.White Cluster
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99年発表の4th.今作からモンスターアルバムを連発し、この界隈では敵無しなんじゃないかと思われるくらいの存在まで上り詰めるOPETHですが、この作品もまた哀愁度MAXの激名盤。

前作に比べて、というか全てのアルバムの中でも特に「静」のパートに力が入れられてる感触。重たく暗く冷たく、しかし何よりも美しいその世界観はもう本当なんか俺OPETHのコメントではこれしか言ってないけど、とにかく完璧。いいから聴いて泣いとけって。

全体的に圧倒的な哀メロ、美メロとへヴィなリフに支配されておりますが、そこに乗るMikael Akerfeldt(gt)のこの世の苦痛と悲哀をデス・ヴォイスの咆哮とクリーン・ヴォイスの歌唱で聴かせる二重人格ヴォーカルが毎度の事ながらもうたまらない。

My Favorite:1.
といいますか捨て曲などない。

Ghost Reveries/OPETH 95点

Ghost Reveries/OPETH 95点
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1.Ghost of Perdition
2.The Baying of the Hounds
3.Beneath
4.Atonement
5.Herlequin Forest
6.Hours of Wealth
※7.The Grand Conjuration
8.Isolation Years
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スウェーデン産プログレッシブ・ゴシックデスメタルのロードランナー移籍しての'05年発表の8th.

そのクオリティにはもはや何もいう事はないわけですが、Deliverance,Damnationによる「静と動」「美と醜」の二項対立のコンセプトを一作に押し込めた感じの会心作に仕上がっており、過去のOPETHの作品の中でも最も好きかも分かりません。まあOPETHの中でどれが好きとかは比べられんわけですが。何故なら悪いのがないから。はいレビューおしまい。嘘。

8曲中4曲が10分超えという回帰してきた大作志向に嬉しい限りなのですが、その長尺を全く感じさせないところが更に彼らのすごいところですね。1.の重戦車のごとき迫力と暴虐性、6.の美麗としか言いようがないMikael Akerfeldt (vo,gt)のヴォーカリゼーションとアコースティックギターの音色(この方のギターを弾く姿のセクシーさにはくらくらです)、そこから一転して7.のドラマティックなイントロからの切れ味鋭く静と動が移り変わる様と慟哭のギターソロ・・とまあ一言で形容しろってのが無理な話ですが。

相変わらずアートワークも最高すぎるし、歌詞の耽美性も素晴らしすぎるし、降参。

My Favorite:7.
幕間劇などない。

zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。

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