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旅のラゴス/筒井康隆(本)

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北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。

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刊行1986年(自分の生まれた年!)ながら、近年謎の大流行をし、書店でも平積みが増えているという筒井康孝の長編SFを読了。長編といってもそこまで長くはなく、物語も決して難解ではないのですぐに読み終わりました。

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マルドゥック・スクランブル/沖方丁(本)

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なぜ私なの?

賭博師シェルの奸計により少女娼婦バロットは爆炎にのまれた。
瀕死の彼女を救ったのは、委任事件担当官にして万能兵器のネズミ、ウフコックだった。
法的に禁止された科学技術の使用が許可されるスクランブル-09。
この緊急法令により蘇ったバロットはシェルの犯罪を追うが、そこに敵の担当官ボイルドが立ち塞がる。
それはかつてウフコックを濫用し、殺戮の限りを尽くした男だった。

代表作の完全改稿版、始動!

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ということで、日本のハードボイルドSF小説の金字塔である本作を読み終えたのでレビューします。全3巻。これはラノベなんでしょうかね?段々ライトノベルの定義もよくわからなくなってきました…。

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妖精作戦(全4巻)/笹本祐一(本・SF) ネタバレ無

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夏休みの最後の夜、オールナイト映画をハシゴした高校二年の榊は、早朝の新宿駅で一人の少女に出会う。小牧ノブ―この日、彼の高校へ転校してきた同学年の女子であり、超国家組織に追われる並外れた超能力の持ち主だった。彼女を守るべく雇われた私立探偵の奮闘むなしくさらわれてしまうが、友人たちは後を追い横須賀港に停泊する巨大原潜に侵入する。歴史を変えた4部作開幕。 (1巻あとがき)

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ということで、笹本祐一の、まだラノベというものがなかった時代のジュブナイルSFの金字塔的作品を読み終わりました。全4巻。「妖精作戦」「ハレーション・ゴースト」「カーニバル・ナイト」「ラスト・レター」に分かれていますが、ストーリーは完全につながってるわけではなく、特に「ハレーション・ゴースト」は沖田を中心とした文化祭での不思議な出来事を描く、いわばスピンオフ的作品になってたりする。

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火星年代記/レイ・ブラッドペリ(本)

martian chronicles

(あらすじ)
火星への最初の探検隊は一人も帰還しなかった。火星人が探検隊を、彼らなりのやりかたでもてなしたからだ。つづく二度の探検隊も同じ運命をたどる。それでも人類は怒涛のように火星へと押し寄せた。やがて火星には地球人の町がつぎつぎに建設され、いっぽう火星人は…
幻想の魔術師が、火星を舞台にオムニバス短編で抒情豊かに謳いあげたSF史上に燦然と輝く永遠の記念碑。
(巻末より抜粋)

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1950年の作品です。SF小説の中で、最高傑作にあげる方も多いのではないのでしょうか。自分も読んだのがかなり前で記憶があいまいだったのですが、この前「新版」が出ましたので再読いたしましたので記念してレビュー。…再読してからさらに2か月くらいたっているので結局記憶はあいまいなのですが。

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流れよわが涙、と警官は言った/P.K.ディック

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(あらすじ)
三千万人のファンから愛されるマルチタレント、ジェイスン・タヴァナーは、安ホテルの不潔なベッドで目覚めた。昨夜番組のあと、思わぬ事故で意識不明となり、ここに収容されたらしい。体は回復したものの、恐るべき事実が判明した。身分証明書が消えていたばかりか、国家の膨大なデータバンクから、彼に関する全記録が消え失せていたのだ。友人や恋人も、彼をまったく覚えていない。“存在しない男”となったタヴァナーは、警察から追われながらも、悪夢の突破口を必死に探し求めるが…。現実の裏側に潜む不条理を描くディック最大の問題作。キャンベル記念賞受賞(BOOKベータベースより抜粋)

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もはやブログを放置することに何の感慨もなくなってまいりました暑いです口内炎が痛いです管理人ですこんにちはこんちくしょう。このレビュー記事せっかく気合い入れて書いてたのに、なんか消えやがって悲しいですこんちくしょう。ということできっとレビューは適当になりますが、なにげにこの作品ディックで一番好きです。「アンドロイドは~」も好きですが、こちらはもっと好き。あまりに衝撃的なラスト。も、全開でネタバレしますので、未読の方はバックしてください。


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zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。