≪ 2017 01   - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 -  2017 03 ≫
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  

黒嗣の島/小野不由実・ネタバレ有(本)

kokusi.jpg

(あらすじ)作家葛木志保が失踪した。パートナーの式部剛は、過去を切り捨てたような彼女の履歴を辿り「夜叉島」に行き着いた。その島は明治以来の国家神道から外れた「黒祠の島」だった…。嵐の夜、神社の樹に逆さ磔にされた全裸女性の死体。さらに、島民の白い眼と非協力の下、因習に満ちた孤島連続殺人が!その真相とは?実力派が満を持して放つ初の本格推理。

-----------------------------------------

久々の小説レビューです。実は他にも読んでるのあったのですけども、レビューする時間がないとかめんどいとかもろもろがありまして、あまりできていなかったですね。あとは、やはり大学時代とか、前の会社の時とかは、週1冊くらい、下手したら2,3日に1日のペースくらいでそれはそれは息するように読書していたものですが、やはり最近は子育て・ブラッディ・子育て、の為手軽なもの、に趣味が流れがちでございまして、要はアプリとかそっちに行きがちではありますね。

という中、主上のミステリーを読みました。あらすじだけ見ると、

「世間から隔絶され、独自のおどろおどろしい進行に支配された島にて、猟奇殺人事件が起きる。」

という、「屍鬼」よろしい、「閉鎖空間で行われるミステリー」というものであります。黒嗣、という言葉であったり、テーマとなる牛頭馬頭進行であったり、そういうものはドロドロしていればしているほど、とにかくこのみな管理人なので、久々にきちんと読んでみました。(まったくどうでもいいですが、今流行っている『残穢』は読まないです。

▼続きを読む▼

スポンサーサイト

ラスト・セメタリー/吉来駿作(本)

51jtuo.jpg


葛西の家の裏にある“死にながらの森”には、死者を復活させる洞窟“キタイ”がある。ある日、高校の仲間ハルを守って葛西が死ぬと、深町たちは死体を運び儀式を行った。仲間の誰かの体に呼び戻すために。誰の体で葛西は復活するのか!?18年後、彼は高校生の姿で現れ、次々と女を犯し、仲間を殺す。恐怖と友情と恋が交錯する青春ホラー。(「BOOK」データベースより)


久々に文庫本を読みました。久々に読んだ本は完全にジャケ買いといいますか、あらすじ買いしたホラー小説。ええ、あらすじ見ればわかるとおりこれもろS.キングの「ペットセマタリー」のオマージュ小説です。「屍鬼」みたいなもんですね。しかしS.キング先生、本当に影響力絶大といいますか、モダンホラーのすべては彼の亜種なんじゃねえかってくらいに元祖のネタを作りすぎですね…。

▼続きを読む▼

悪の教典/貴志祐介・ネタバレ有(本)

akunokyuten.jpg

akunokyouten2.jpg

(あらすじ)
生徒に絶大な人気を誇り、PTAや職員の間でも抜群に評判のいい教師が反社会性人格障害(サイコパス)だったとき、惨劇へのカウントダウンが始まった。

英語科教諭・蓮実聖司、32歳。

暴力生徒や問題父兄、淫行教師など、現代の学校が抱える病理に骨まで蝕まれた私立高校で、彼は何を行ったのか。高いIQをもつ殺人鬼は、“モリタート”の旋律とともに犯行を重ねていく。

---------------------------------------------

前作『新世界より』で日本SF界に残る傑作を残した貴志祐介先生の、そんなにインターバルを置かずして出された新作を引っ越しのどさくさにまぎれて読了。あらすじの通り、今回はSFではなくて日常での惨劇を描く作品です。ネタバレ配慮しないので、嫌な方はバック。

▼続きを読む▼

独白するユニバーサル横メルカトル/平山夢明(本)

dokuhakusuru.jpg

・C10H14N2(ニコチン)と少年-乞食と老婆
・Ωの聖餐
・無垢の祈り
・オペラントの肖像
・卵男/Egg MAN
・すまじき熱帯
・独白するユニバーサル横メルカトル
・怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男
------------------------------------------------------

現代日本において、かなり高濃度なグロテスク表現を描く作家・平山夢明の短編集。氏の『異常快楽殺人』(角川ホラー)は自分の拙い読書経験の中でも相当自分に影響を齎してくれた素晴らしい著書なので、読んでいない方は是非食事中などにどうぞ。アンドレイ・チカティロの項が特にお勧めです。

▼続きを読む▼

粘膜人間/飴村行・弱ネタバレ有(本)

nenmaku.jpg


「弟を殺そう」―身長195cm、体重105kgという異形な巨体を持つ小学生の雷太。その暴力に脅える長兄の利一と次兄の祐太は、弟の殺害を計画した。だが圧倒的な体力差に為すすべもない二人は、父親までも蹂躙されるにいたり、村のはずれに棲むある男たちに依頼することにした。グロテスクな容貌を持つ彼らは何者なのか?そして待ち受ける凄絶な運命とは…。第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞した衝撃の問題作。(Amazonより)
--------------------------------------------------------


「現代の残酷童話」っていう宣伝文句がぴったりだった作品でした。

▼続きを読む▼

zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。