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アニメ(TV、連作)の記事一覧

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アニメ版新世界より・完結!/ネタバレなし(アニ)

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新世界より(公式HP)

ということで、アニメ版の「新世界より」が完結しましたね。全25話。
長すぎとも詰め込みすぎともあまり感じず、ちょーどいい長さだった気がします。

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東京マグニチュード8.0/ネタバレ有(アニ)

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(STORY)
夏休みに入ったばかりのお台場。中学1 年生の未来は、弟の悠貴に付き合わされロボット展を見に来ていた。はしゃぐ弟を横目に、反抗期真っ盛りの未来は退屈そうにケータイをいじっている。「毎日毎日ヤなことばっかり…。いっそのこと、こんな世界、壊れちゃえばいいのに」そう思った瞬間、突然地面が激しく揺れた。

東京を襲った、マグニチュード8.0 の海溝型大地震。

レインボーブリッジは崩れ落ち、東京タワーは倒壊―。すべてが一変した世界。
未来は悠貴の手をひき、お台場で出会ったバイク便ライダー・真理の力を借りながら世田谷にある自宅へ向かう。

絶望に立ち尽くす姉弟と、一人娘を案じるシングルマザー。
果たして3人は、大切な家族の待つ我が家へ無事に帰ることができるのか…。

(公式HPより抜粋)
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去年ノイタミナ枠でやってたアニメを何故かこのタイミングで見終わりました。
全11話なので二日で見終わってしまった。

※これ以降、物語の根幹にかかわる超重大なネタバレを行いつつレビューを行います。
これから見る予定の人は絶対に読まないでください。

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『屍鬼』第4話までの感想(アニ)

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8月になってしまいましたね。真夏。屍鬼の季節です。

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灰羽連盟(アニ)

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あらすじ:
高い空からまっすぐに落ちていく少女。やがて彼女は水に満たされた繭の中で目を覚ます。古びた建物の一室で彼女を迎えたのは背中に飛べない灰色の羽を持つ、「灰羽」と呼ばれる少女達。繭の中で見ていた空を落ちる夢から、少女は「ラッカ」と名づけられる。

円形の壁に囲まれたグリの街、灰羽の暮らすオールドホーム、そこでの仲間たちとの穏やかな日々。戸惑いながらも少しずつその生活に馴染んでいくラッカ。しかしやがて、短い夏の終わりに1つの別れが訪れる……。(wikipediaより抜粋)

公式サイト:
http://www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/anime/haibane/

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アニメって良いな、ファンタジーって良いなと思わせてくれる素晴らしいアニメ作品です。"Serial Experiments Lain"なんていう「負」の最高傑作をこの前見ちまって、ああこれに匹敵するほど自分に影響を与えるアニメとはまた暫く出会えないだろうななんて思ってた矢先にこれですか。一体何なんですか安部吉俊っていう人間は。本職絵描きさんが、こんな神業にも等しい脚本を書けるものなんですか。こんな神業にも等しい世界観を描けるものなんですか。はあ。ため息しか出ません。


あらすじの通り、「灰羽」という人間とも天使とも言い難い種族の物語です。彼らは記憶も名前も失って繭から生まれ、「グリ」という街にて暮らすことになります。「グリ」には灰羽でない人間たちもいて(といいますかこっちのが多数)、独特の世界が形成されています。このアニメはそこに生まれおちた主人公「ラッカ」と、彼を見守る「オールドホーム」という住まいに共住する灰羽たちの物語です。

以下、気持ち悪さ全開で作品の感想を。ネタバレは今回は出来る限り伏せています。

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Serial Experiments Lain(アニ)/ネタバレ有

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あらすじ:
コミュニケーション用コンピュータネットワーク端末「NAVI」(ナビ)が普及した現代、中学生の岩倉玲音は、死んだはずの四方田千砂からのメールを受け取る。その日以来、玲音は見えないはずのものを見るようになる。四方田千砂のメールの言葉に興味を持ち、大型の「NAVI」を手に入れるが、それ以来更に奇怪な事件に巻き込まれていく。

物理世界(リアルワールド)と電脳世界(ワイヤード)、二つの世界・二人の玲音(lain)が混濁し錯綜する果てにあるものは?-人は誰しも“繋がれて”いる-・-私は遍在する-(以上。Wikipediaより抜粋)

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…本当にものすごいアニメでした。ちなみに「気の弱い人がやると発狂する」と冠されて、ゲーム化もされてます。そちらはやってません。

あらすじの通り、電脳世界(ワイヤード)と物理世界(リアルワールド)という背反し、しかし溶け合っていく二つの世界を舞台とし、主人公・岩倉玲音が少しずつ世界と自らの正体について解き明かしていくストーリーです。

あらすじのほうでは「奇怪な事件に巻き込まれていく。」とありますが、このアニメの根幹は「自らのアイデンティティの行く末について」ではないでしょうか。日常の世界、物理世界にて平和に暮らしていた玲音…しかし与えられたNAVIから電脳世界(ワイヤード)について興味を持ち始め、彼女は物理世界のみに安住するわけにはいかなくなります。そして友人、家族、社会…自らが疑いなくそこに在ると信じていたアイデンティティは、脆く拙く崩れ去っていきます。



きおくにないことはなかったこと
きおくなんてただのきろく 
きろくなんてかきかえてしまえばいい


という言葉が痛い。リアルワールドから自らを消失させるレイン。しかし唯一の親友アリスからは自らを消去しなかった。否、できなかった…。第12話。本作のハイライト。痛々しい姿のレインがアリスに本当の思いをぶちまけるシーンがもうとにかくやばいんです。基本的に作品全体に「負」の香りが立ち込めており、玲音さんも悲しんでたり苦悩してたりするシーンが殆どなので、この画面での一瞬の人間らしさに自分はものすごく救いを感じました。まあそんな安直に救いがきて終わりなわけがないんですけど。






しかし超問題作であることは間違いないでしょう。説明しづらいのですが、説明しづらいほどに、とにかく描写の電波っぷりが半端じゃない。なんせ物語自体がある女子の飛び降り自殺から始まってますからね。別のレインによって窮地に立たされた玲音を学校中の人々が無言で見詰めるシーン。姉が発狂するシーン(この人だけ本当最後まで救われませんでした)。アリスが自慰を行っているところを別のレインが笑い飛ばすシーン。見る影もなくなった部屋でコードにからまって玲音がぶっ倒れているシーン。


こんなもの全部序の口です。テレ東の深夜枠ってのは本当なんてものを堂々と放映してるんだ。ゲームに比べたら描写は柔らかくなっているらしいですが、それでも心の弱い人はそこらへんのホラーなんかより断然夢に出ると思います。


あああと肝心のストーリーについてですが、件の『エヴァンゲリオン』ほどほっぽり出してるわけではないし、最初は大丈夫かこれ?と思ったところもわりかしきれいにまとめてました。とはいえ、やっぱり基本的に不親切だし、投げ出してるとこは開き直ってぽーいと投げ出してるし、おおそれがああだったんか、的なカタルシスは皆無に等しいので、そういうのを目的とする方はまず間違いなく駄作認定するでしょう。

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しかし自分はそのカルト色あふれる世界観にこそ、完全に殺られてしまった人間なので、速効でDVD-BOXを注文し、キャラクター原案の安倍吉俊さん(『地獄少女』や『アンデッド』なんかも描いてた人だ)による画集を注文し、デスクトップと携帯の待ち受けがレインになっております。明日には画集とDVD-BOXが届くので楽しみです。そしたら二周目を見始めたいと思います。



95年の『新世紀エヴァンゲリオン』旋風から、日本アニメ界は前衛的な手法や心理学的な要素を多く取り入れ始める事がある種ブームとなりました。そして自己の内的世界と外的世界の境界線が薄くなり、いつか自己の内的世界の在り様が、極端に肉削ぎされた描写の外的世界を変革させる…という『セカイ系』などにて大成されることになります。「Serial Experiments」=「実験作品」と題された今作は、あまりにも分かりやすく定着してしまった『セカイ系』作品への、過度期的作品ともいえるのではないでしょうか。


「私はここにいるの。だから、一緒にいるんだよ。ずっと。」

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このアニメの神BGM:duvet/bôa(YouTube)
このBGMにのせられるハイセンスなOPの映像はそれだけで一見の価値がある↓
Lain OP(YouTube)

zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。

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