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2009年12月の記事一覧

HUNTER×HUNTER 27巻/ネタバレ有(漫)

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背表紙のあらすじ:
ユピーに追いつめられ、窮地に立たされたナックルだが、キルアの落雷(ナルカミ)によて間一髪で救われる!
秘策を打ち出すべく、ナックルは再び戦いに挑みにいく。一方で、コムギの回復を待つゴンのもとに現れたのは…?

サブタイトルは「名前」




以下ネタバレ有

















理解できぬな…人間という種のためか?
ならば余の行為はむしろ「協力」だと言っておく。
たとえばお前たちの社会には国境という縄張りに似た仕切りがあろう。

境の右では子供が飢えて死に、左では何もしないクズがすべてを持っている。狂気の沙汰だ。

余が壊してやる。そして与えよう。
平等とはいかぬまでも、理不尽な差のない世界を!!

始めのうちは「力」と「恐怖」を利用することを否定しない。
だがあくまでそれは秩序維持のためと限定する。

余は、なんのために「力」を使うかを学習した。


弱く…しかし生かすべき者を守るためだ。
敗者を虐げるためでは決してない。

貴様とは、戦わぬ。
(以上、154~155p、メルエムのセリフ)


絶対悪の存在であったはずのキメラ・アント達が人間と触れ、心を変化させていき、
逆に人間世界の矛盾・愚かさが少しずつ暴きだされていきます。
メルエムはコムギから人間の尊さを学び、ピトーはそのメルエムの姿に正真正銘の「王」を感じ、ユピーは戦ったハンター達から人間の強さを学びました。各々が各々の形で「蟻」から「人」へと近づいていき、その姿に当初「狩り(ハント)」の目的できたはずのハンター達は苦悩します。心が揺らぐ前にネテロは王と戦うことを決意し、新年の連載へと続いていきます。



今現在の日本の社会で↑の様な「王」が登場したら、はたして国民全員でその独裁にNOといえるでしょうか。
名ばかりの民主主義から切り捨てられた人々たちにとっては、期待のできない民主主義の長以上に、独裁者は救世主となるのではないでしょうか。

ヒトラーが総統となった時の状況がそこにだぶります。
決して彼という存在を肯定するわけではありませんが、彼の政治的手腕に生活が救われた人々の数は計りしれません。
独裁は悪でしょうが、民主主義万歳傾向のこの世界に悪がないとは決して言いきれません。
その矛盾点に対する富樫義博の主張が感じられる、心地よい巻でした。
バトルのテンポが遅くなった事、ナレーションがいい加減くどい事あたりが残念。

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只今の一曲:The Last Called Knowledge/Mors Principium Est

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三十四丁目の奇跡(映)

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もう駄目だ
俺達はもうおしまいだ
もうクリスマスなんかいやだ!!
もう限界だ!
二次嫁もvipも俺達を見捨てやがった!!


何いってんだおめえは
どこにも出れねぇし
どこにも行かさねぇぞ

俺は帰る!!もういやだ!!


どこに行く気だ?
おまえの墓穴はここだぞ
墓標はこの馬鹿でかいイルミネーション
墓守りはあのおっかねぇリア充共だ
碑文にはこう・・だ

「すごく格好良い非リア充実達が悪いカップルをやっつけて、すごく格好良くここに眠る」
だが、おまえのせいで変わっちまう。おまえがメソメソしてるから
「ヘタレの根性無し、女の様に泣きながら虫の様にくたばる」

冗談じゃねえ
おまえには無理やりにでもカッチョ良く死んでもらうぞ!!
好き好んで、ひきこもって、好き好んで非リア充やってんだろが!!
おい非リア!! だったら好き好んでひきこもって死ねや!!



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…という、皆殺しの野(キリングフィールド)にて、誰も彼も喜喜として死んでいく映画です。嘘です。
クリスマスにこの映画を見て、この映画をレビューしよと決めてたのですがまた見事に26日になってました。よってレビューは適当になります。


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あらすじ:
メイシーズのクリスマスパレードにサンタクロースそっくりの老人がやってくる。その老人は行列のサンタが酒によっていることに怒り、パレードの責任者に告げる。責任者のドリスはサンタ役を解雇してその老人クリスにサンタクロースをやってくれるよう頼む。そしてクリスのサンタは評判を呼び、クリスはメイシーズに雇われることに…。



自分がクリスマスの雰囲気が大好きな原点。言わずもがな日本の繁華街のクリスマスの雰囲気は死ぬほど嫌いですが。
自らをサンタだと信じる老人と、現実主義者の母娘、夢追い人の弁護士、意地悪い精神科医…すべての登場人物が重要であり、やさしい人間ドラマを奏でます。

多少ストーリーの進行具合や設定に突っ込みどころが目立つのですが、終了した後のほっこり感がたまりません。
「大事なのは、常識よりも信じること」

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只今の一曲:The Gales of Scream of Loss/Fen(YouTube)

ACIDMAN"A beautiful greed tour"@武道館 12/22(ラ)

ACIDMANの"A beautiful greed"のツアー千秋楽を鑑賞しに、武道館へ行ってまいりました。

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はりきったら早く着きすぎてしまって、1時間半も北の丸公園を散歩してました。
夕焼けに染まる公園を人混みから離れて歩いて、とてもとても気持ち良くて、ああ「季節の灯」でも聴きたいぞっていうそういう時に限ってmp3が電池切れになる。そんなに寒くなくて助かった。



ちなみに席は1F指定席、西ブロックでした。
ということでセットリスト↓

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・(SE)~±0 ★★☆☆☆
・world symphony ★★☆☆☆
・who are you? ★★★☆☆
・Bright&Right ☆☆☆☆☆
・FREE STAR ★★★★☆

・MC
・Color of the Wind ★★☆☆☆
・スロウレイン ★★★★☆
・星のひとひら ★★★★☆
・ファンタジア ★★★☆☆
・銀河の街(acoustic.ver) ★★☆☆☆
・ucess. ☆☆☆☆☆
・Slow View ★☆☆☆☆
・HUM ☆☆☆☆☆

・MC
・I stand free ★★★☆☆
・Under the rain ★★★☆☆
・CARVE WITH THE SENSE ★★☆☆☆
・造花が笑う ★★★★★
・飛光 ★★★★☆

・MC
・over ★★☆☆☆

【Encore.1】
・赤燈 ★★★★☆
・ある証明 ★★★★★
・Your song ★★★☆☆
【Encore.2】
・廻る、巡る、その核へ ★★☆☆☆

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楽しかった…!!
はっきりいって序盤~中盤はセットリストがあれすぎて、あまりあれだなと思ってたのですが(特に銀河の街から立て続けに4曲そんなに好きでもない静かな曲が続いちゃったときは会場自体も盛り下がってた気がした)後半の往年のキラー・チューン連発にやられました。

しかし残念だったのが、「OVER」の手拍子でしょうか。「リピート」でも思ったのだけど、なんであんなに素晴らしい曲で手拍子を煽るのか。「OVER」は本当に今年一番好きな曲だっただけに、それがひたすら残念でした。オーケストレーションの参入とか、めちゃくちゃに熱い展開だったのに。あと、その前に大木さんが珍しく饒舌に自らの死生観を、"OVER"という曲がどういう意味を持ち、どのような意味にとらえて日々を生きていってほしいかを一生懸命伝えてる様に、少し胸が熱くなりました。しかし肝心の彼の死生観は自らの抱くものとは根本的に違うんだ。


「造花が笑う」「飛光」「ある証明」などでは下のアリーナ席でモッシュ、ダイブの嵐が起きておりひたすらに羨ましかったです。スタンド席も盛り上がってましたが…次は絶対アリーナ席をゲットしたいと思いました。

何回も何十回も見てきた武道館の「ある証明」をこのたび生で見れて、本当に感無量です。いやアンコールで「赤橙」だった時、まさかやらないのかと思ってたので。間奏部分からの煽り部分のレベルアップは今回は2くらいだったかな。






そして今回は武道館ということで、プロジェクターに映し出される映像が大きくフィーチャーされていました。
印象的だったのが「ファンタジア」「HUM」「廻る、巡る、その核へ」あたりでしょうか。
特に「廻る、巡る、その核へ」は実に11分以上の大曲な上に、見てる側は微動だにできないようなノリの曲だったので、「ある証明」も「Your Song」もやってしまった後、まさかのこれで締めって事に会場のどよめきがすごかったです。ていいますか披露されたの4年以上ぶりじゃないのかこれ。


しかしそれが近年のACIDMANのテーマなのかもしれないですね。

個人的にはこれらの曲自体がそこまで好きでないのですが、とにかく映像が美麗だった上に演出が素晴らしく、十分に楽しめました。普通なら「ある証明」で様式美的に盛り上げて終わりなところを、あえてこうやって挑戦していくその姿は、来年へも更に期待が持てるものだったと間違いなく言えます。映像は自然破壊をテーマにしたような、後半の「赤」がひたすらに印象的でした。あれは言葉じゃ伝えられない。


イチゴ(これ本当にみんな表記戻すのかな)さんいじりのMCも大いに笑わせていただいたわけだけど、とりあえず長いのでこの辺で。来年の活動にも期待しています。



あと会場で芸能人何人か見ました。ことごとく名前わからないのですが。
ていいますか演奏面何も感想書いてないな。大木さん声でてました。一悟さん走りまくってました。
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My Favorite:ある証明


↑レベルMAXまでいった「ある証明」
文化祭でカヴァーしましたが、こんなにたたいてて楽しい曲もない。

211221(戯)

平成21年12月21日だったのですか。ついでに12時21分だとなんかすごい気分になれたのですね。卒論やらなすぎて笑えます。前回の更新から一文字も書いてない。行き詰ったとかでなく、単純にやってない。本をかりてきたのに全く間に合わなかったから一度返してもう一度かります。我ながらいい感じにごみだ。

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最近はわりかしバイトしてるか映画観てるかなのですけど、バイト先のパートのおば様にGEOで何回か目撃されてたことが発覚しました。ビデオ選ぶのが真剣すぎて声掛けられなかったとかなんぞ。バイト先、完全に大学生とは話せないでパートのおばさんとばかり話してる。ていいますかあの方たちの方が話してて圧倒的に楽しい。今日はパートのおばさんと3時間労働(世間話で盛り上がる)→一人で3時間労働(本読んでる。無言)→社員と2時間労働(あいさつ以外無言)って感じでした。いや…本当周りの社員と大学生が話してて楽しくなくて楽しくなくて…話が楽しくないのは俺の方か。そうだな。


バイトと言えば、常連に一人、耳をすませばのおじいさんみたいな見た目の人がいて、その人がもう一挙手一投足本当に格好いい。立ち姿も声も全部格好いい。超紳士。その人が店に来るだけでうきうきするってこれはもう恋と言わざるを得ない。なんか別の常連の年寄りグループとも知り合いらしく、この前フロントで「一緒に歌いましょう」とか誘われてたけど、「おれは一人がいいんだよ」とか言ってた。スナフキンか!!



そんなまったりバイトもこれからはいい加減忙しくなってきそうですね。そんなにシフトインしてないのですが、それなりに連勤もあります。ふー。
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これがひどすぎる↓
ミュージックフェア 浜崎あゆみ~Boys and Girls~

歌ってるの後ろのコーラス二人じゃないか。

ちなみに比較動画↓

浜崎あゆみ~Boys and Girls~


歌の劣化以上に、本人がどーしよもなくけばくなってることとか、周囲のわかめみたいなダンサーたちがひたすら目障りであることとか、色々あれすぎるのだけど、まあ今更でしょうかとか、バイト終わりに寒空の下"My Story"をしみじみ聴きながら考えるのであった。気づいたら"Moments"のエンドループになるのであった。


お茶の水UNIONのデス/ブラック廃盤セールはあまりいい収穫がありませんでした。Shiningが1000円割れで買えたくらいでしょうか。そして明日はACIDMANのライブです。Go to 武道館。双眼鏡と座布団は持ってきます。
新譜からはイントロのインストと、"Over"と"星のひとひら"やってくれれば他はいいんだけどな、って新譜のツアーの千秋楽だからそんなことはないのでしょうが。

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只今の一曲:Poker Face/浜崎あゆみ(デビュー時の映像です)

ガタカ(映画)

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あらすじ:
遺伝子工学が進歩した近未来。DNA操作によって生まれ、優れた能力を持つ者を「適正者」、自然分娩で生まれた者を「不適正者」とし、社会は遺伝子の優劣で人間の才能を判断していた。ビンセントは自然分娩で生まれた、いわゆる不適正者で、適正者である優れた弟との能力の差を幼い頃から感じていた。やがてビンセントは、遺伝子的に優秀な人材のみ選出される宇宙飛行士を夢見る。到底叶わぬ夢と思われたが、ある決意を胸にDNAブローカーのもとを訪れる。

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という97年のアメリカの近未来SF映画です。
「遺伝子」がすべてに優先し、それに劣るものはどんなに努力しても決して上には行けない…
近い将来あり得ないとは言えない、藤子F不二雄にも通じるような世界が舞台において、
その真理に立ち向かった男の物語です。



自信を持って言います。まだ見てない方は何も言わずに見てください。
これほどの傑作はそう簡単には生まれません。静かな感動と確かな勇気をもらえます。
ラストシーンの後、しばらく目を閉じて、誰とも話さないで、余韻に浸る…
ど派手なシーンや衝撃的な映像とかはありませんが、本当に心を揺さぶられる、数少ない作品です。
緻密に張り巡らされた伏線が徐々に紐解かれていく様も素晴らしい。



適正者、不適正者…生まれた時から決まっている絶対的な才能、差異。
そこに嘆いて何もせずに座り込むのか。それともビンセントのように泳ぐのか。
そんな事を考えさせられる、素晴らしいラストシーンでした。




前から思ってたんですが、本当に感動すると、何も語れなくなりますね。
本当に好きな物ってのは人と語らず、心の中で大切にしまっておくのがいいのかもしれない。
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只今の一曲:Eradication Of The Condition/Silencer

ホラー映画知識0のやつが、まず見るべき10本を選んでみた(戯)

ホラー映画知識0のやつが、まず見るべき10本を選んでみた

らしいです。結論だけ転載すると

リング(中田秀夫)
エクソシスト(ウィリアム・フリードキン)
悪魔のいけにえ(トビー・フーバー)
遊星からの物体X(ジョン・カーペンター)
死霊のはらわた(サム・ライミ)
フェノミナ or サスペリアpart2(ダリオ・アルジェント)
シャイニング(スタンリー・キューブリック)
ドーン・オブ・ザ・デッド(ジョージ・A・ロメロ)
ブレインデッド(ピーター・ジャクソン)
バタリアン(ダン・オバノン)

こんな感じ。ちょっとゾンビ系多すぎる気がするけど、結構的を射てると思う…ていいますかこのうち半分DVD持ってるていうね。ということで自分も選んでみることにした。

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・悪魔の生贄(トビー・フーバー)
スプラッター映画枠からその本家本元であるこちらを。実在の殺人鬼エド・ゲインを基にしたレザーフェイスと、その一家にとらわれた若者たちの哀れな末路を描いた作品。リメイク版も格好いいです。

・エクソシスト(ウィリアム・フリードキン)
オカルト映画枠からこちら。映画外のサイドストーリーが本気で怖い。これが好きだったら同系統として「オーメン」「エミリー・ローズ」なども是非見てほしいです。「ビギニング」は一気にキャッチーな部分がそがれて眉唾物な設定が多くなる。

・シックスセンス(ナイト・シャマラン)
感動ホラー枠からこちらを。ナイト・シャマランの幻想的な世界観が(非常に珍しく)うまいこと炸裂した、ストーリーやラストなどにも文句なしの掛け値なしの名作。主人公がテントを作ってその中で祈ってるシーンをまねしたのが懐かしい。

・ナイト・オヴ・ザ・リヴィングデッド(ジョージ・A・ロメロ)
ゾンビ映画枠からは「ゾンビ」の設定そのものの元祖となったこちらをチョイス。もちろん「ゾンビ」も名作ですが、こちらの方がより静かでホラー然としてて、何よりラストの強烈な社会風刺の名シーンを味わってほしいです。

・ドーン・オヴ・ザ・デッド(ザック・スナイダー)
「走る」ゾンビ映画枠から「ゾンビ」のリメイクであるこちらをチョイス。いや、名作です。当時はこのスピード感にびびったもの。これが好きだったら是非「●REC」や「28日後」なんかも見てほしいですね。あれこの枠名作ばっかりだ。でも「デイ・オヴ・ザ・デッド2」みたいな糞みたいな作品もあるか。


・シャイニング(S.キューブリック)
「人間怖い」系追い詰められ系ホラーからこちらを。キングの「人間の狂気」を描いた作品は映画も傑作が多いです(これは本人気にいってませんが)"IT"や「ミザリー」、「キャリー」「ペットセマタリー」…どれも味わってほしいです。特に「ミザリー」のキャシー・ベイツの演技といったらそれはもう当作のジャック・ニコルソンをも超えるかのような。この作品の見どころは「シーンごとの脳裏への焼き付き方」です。

・サイコ(アルフレッド・ヒッチコック)
も一発、「人間怖い」系ホラー。とはいえこちらは上と違ってサスペンス色がものすごく強いですなんせ「サスペンスの帝王」の作品ですから。とにかくアンソニー・パーキンスの演技が素晴らしい格好いい。ヒッチコックでは「裏窓」「レベッカ」なんかも大好き。

・SAW(ジェームズ・ワン)
「セブン」「CUBE」など、ライバルが多い「ショッキング・サスペンス」枠からはこちらをチョイス。これ公開された当時は本当興奮した…今やあれですけど。とにかく未見の人は一度見るべき。

・ミスト(フランク・ダラボン)
「クリーチャー・ホラー」系からこちらを。「エイリアン」とものすごい迷った…!!けどこの作品のどうしようもない陰湿さ、クリーチャーの不気味さなんかは好きな人にはたまらないと思う。にしてもキングの影響がすごすぎて、少し油断するとそればっかりになっちゃう。

・ザ・ギニーピッグ~マンホールの中の人魚(日野日出志)
「とにかくグロいよ」系から満を持してこちらを。一気に知名度が下がったのとどう見積もっても初心者向けではないのとはありますが、とにかく一度見てほしいです。本当なんとも言えない気分になれます。ただ、まあ、グロいので停止ボタンは常に待機しながら。

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・悪魔の生贄
・エクソシスト
・シックス・センス
・ナイト・オヴ・ザ・リヴィングデッド
・ドーン・オヴ・ザ・デッド
・シャイニング
・サイコ
・SAW
・ミスト
・ザ・ギニーピッグ~マンホールの中の人魚


「初心者向け」ってことで頑張ってジャンルを分けて、キャッチーなものを選んでみたらやっぱり知名度の高いものばかりになった。あと古典的ホラーは本当にストーリーオンリーで楽しめるもの以外は「初心者」におすすめすべきじゃないと思う特にCGとかが当たり前になっちゃってる昨今では。にしても唯一の邦画が「ギニーピッグ」(のしかも続編)ってのが。「心霊ホラー」があまり好きでないのと、「SFホラー」をホラーとして区分したくないってのがあってそれらは省かれてます。


…しかしダリオ・アルジェントからもルチオ・フルチからもジョン・カーペンターからも一個も入ってないってのはやっぱどうなのかなー…。
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只今の一曲:私とワルツを/鬼束ちひろ

老ヴォールの惑星/小川一水(本)

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偵察機の墜落により、おれは惑星パラーザの海に着水した。
だが、救援要請は徒労に終わる。陸地を持たず、夜が訪れない表面積8億平方キロの海原で、
自らの位置を特定する術はなかったのだ―通信機の対話だけを頼りに、
無人の海を生き抜いた男の生涯「漂った男」、
ホット・ジュピターに暮らす特異な知性体の生態を描き、SFマガジン読者賞を受賞した表題作ほか、
環境と主体の相克を描破した4篇を収録。著者初の作品集。
(「BOOK」データベースより)


という国内SF作家小川一水の短編集です。
収録されているのは
・ギャルナフカの迷宮
・老ヴォールの惑星
・幸せの箱庭
・漂った男

の四編です。どれも短く内容も難解ではないので簡単に読み終わるでしょう。


おすすめは圧政がしかれる社会において、暗い地下迷宮に無期限幽閉されるという「投宮刑」を食らった主人公が、そこで囚人全員の平和な社会を作り上げようと奮闘する様を描いた「ギャルナフカの迷宮」と、↑のあらすじに載ってる「漂った男」でしょうか。特に「漂った男」はただ延々と海を漂う男と、通信機ごしに彼を慰める人々を描いただけなのですが、その描写がなかなか力強く、ぐいぐい読ませてきます。また、どこぞの異星人の世界を描いた表題作も楽しめました。完全に地球人とは異なる生態系、社会なのに、理解しやすく描写されており、表紙のような美麗な世界観がヴィヴィッドに想像できます。


反対にろ「幸せの箱庭」はあまりにもテーマがありきたりというか何をいまさらというか…雰囲気的に萩尾望都的なものを想起しましたが、とにかく何度も何度もやりつくされた感のあるテーマでした。あほでもわかるグレッグ・イーガンって感じか。そういえば今ジャンプで連載中の「保健室の死神」でもこのテーマやってたな。



そしてJ.P.ホーガンの「科学万能主義」と同じようにこの人の癖なのかもしれないけど、作品全般において「人間万歳主義」がすごいです。てっとり早く言うと、全部ハッピー・エンドになります。それがもうやりすぎなほどで、多少ご都合主義なところもにおうので、そういうのが苦手な自分としては残念ながら及第点をわってしまいました。「ギャルナフカの迷宮」なんか貴志祐介の「クリムゾンの迷宮」みたいな血塗れゼロサム・ゲームを期待して読んだら全然違ったっていう。


読みやすさは一級品なので、気軽に読める作品集だとは思います。
…ほかの作品を読むかどうかはもう少し考えます。
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只今の一曲:The Last Resort/The Eagles(Live)

僕の彼女はサイボーグ/ネタバレ有(映)

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(あらすじ)
自分の誕生日を自分で祝う寂しい大学生ジロー(小出恵介)は、街で不思議な「彼女」(綾瀬はるか)と出会う。
人生最高の誕生日を過ごしたジローだが、その日の終わりには「彼女」は姿を消してしまう。
それから一年、再び寂しい誕生日を迎えたジローの元に、突然あの「彼女」が現れた。
彼女にもう一度会いたいと願っていたジローは大喜びするが、「彼女」の様子はどこか変。
実は再会した「彼女」は、遠い未来の自分から、運命を変えるために送り込まれたサイボーグだったのだ・・・


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「猟奇的な彼女」、「僕の彼女を紹介します」に続くクァク・ジェヨン監督による「彼女」三部作の最終作。
…かと思いきや去年あっさりと「最強☆彼女」なる映画が公開されてましたが。ちなみにそれ以外は全部見てます。



これ↓がバイト先のカラオケ店でずっと流れてて、その時から気になってた作品。
キズナ/Hi-Fi Camp




作品ですが、これがもう別の意味でものすっごい驚かされました。
この映画、前代未聞なる名作の「切り貼り映画」なんですね。
まず「サイボーグ」(というよりこれはどう見てもアンドロイドなんですが…)なる「彼女」の登場シーンは完全に「ターミネーター」だし、その「彼女」がファッションショーやってそれを「ぼく」が見てるシーンはこれまた完全に「レオン」だし、なによりものすげえと思ったのが








この映画、間違いなく元ネタが都市伝説の「ドラえもん」最終回です。
いや、監督があれ知ってるかどうかわからないので断定はできないのですが、とにかくものすごいデジャヴ感です。じゃあ「ジュブナイル」と似てるのか?というとこれがまた全然違うベクトルのものなのですが。
どのような点が?てのを説明しようと思ったんですが、この監督の悪いところとして「設定の破たんぷりがすごい」ってのがありまして、もう上の切り貼りからもわかるとおり、この映画に関しては特に、とにかく「撮りたいものを撮った」んだなってのがまるわかりで、何が言いたいかというと皮肉にも「ドラえもん」最終回が指摘してた、「タイムパラドックス」の矛盾がもうものすごいわけです。


ものすごすぎて結局このサイボーグは一体どの「ぼく」がどの目的で作ってどの次元の世界に送り込んだものが反映されてたのか、最後まで結局わかりませんでした。で混乱してるうちにここが最大の見せ場なはずなんですが、更に新しい要素(といいますか矛盾)が入り込んできちゃって、もう理解を諦めました。開き直って「ドラえもん」で禁じ手として使われる「パラレルワールド」て要素を持ち込んじゃえばもうちょっとどうにかなったかも…いやそこまでパクるとさすがにまずいのか。




ということでストーリーの説明はできません。ムリです。
では作品自体はダメだったのかというと、これが意外と楽しめました。「僕の彼女を紹介します」であざとすぎた、養殖された「泣かせてやるぜヒャッハー」感が薄まってたのもよかったし、場面場面では本当監督のセンスを感じた。特にHi-Fi Campの軽快な曲に合わせて「彼女」とそれに翻弄される「ぼく」の生活を流した場面はすっごいよかったな。あと病院で「彼女」の活躍を見て気持が動く「ぼく」のシーンもよかった。



未来の僕は…きっとやさしかったんだね
今の、あなたも


うん、ここすごい好き。
ただ中盤の見せ場である故郷を訪ねるシーンや、クライマックスである大震災のシーンは少しやりすぎてて(の割に淡々としてて)萎えちゃったけども。「彼女」のパワーバランスが状況に応じてぽんぽん変わるのも困りものだったな…一体どういうレベルのものとして見ればいいのかさっぱりわからなかった。



細かい事への突っ込みは抜きにして、その時々のシーンを楽しむ、そんな映画だと思います。
そういう点では上のYouTube見れば8割がた解決なんですがwただ、一応どんでん返し系のオチがあるので、そちらも楽しめるかもしれません。…多分監督はこれやりたかっただけなんだろうな。にしても頼むからもうちょっと矛盾点を減らしてきてほしかった…。
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Hi-Fi CAMPから一曲:トルケスタニカ
PVのセンスがすごい。まるでミスチルの"HERO"のよう。

フランと団長を描いてみた

結局連勤後の貴重な休日は映画を3本見て絵を描いてドラムをほんの少し練習したら終わりました。
靴とカバンがまともなのがなくなったから買いに行こうと思ったのにどうしてこうなった。
ビデオ返しに行く時に久しぶりに車を動かしたら怖すぎて笑った。駐車場が車の往来が激しすぎて、まごまごしてると後ろからすごいクラクション食らう。

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東方より妹様ことフランドール・スカーレット↓

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骸骨が全然巧く描けなかった反面、服の皺のトーンの重ね方や背景のかけ網の不穏さなどは思ったより巧く描けて満足。背景のかけ網すっごい時間かかった。


表情は巧く描けない↓
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トーンの削った線が入り込んじゃってる格好悪い。


そして今度は団長は団長でもハンター×ハンターの幻影旅団の団長ことクロロ様の一枚絵を模写。再連載が待遠しいですね。死亡フラグたちまくりの会長はどうなった。

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VSシルバ・ゼノの時にスキル・ハンターをお披露目した場面ですね。
この戦いはスピード感あってすごいよかった…にしてもスキル・ハンターって使い勝手悪すぎる能力だなあとか思ってました。念能力で好きなのはノヴのハイド・アンド・シーク。キャラで好きなのはフェイタンとビノールト。


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影をかけ網で表現、血をトーンで表現っていうところに富樫のセンスを感じる。
めちゃくちゃに絵がうまいのに見やすい、富樫の絵は大好きです。ワンピースにしろナルトにしろ最近のジャンプの看板漫画は本当ごちゃごちゃしすぎだと思う…逆にBLEACHは白すぎだと思う…

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やる夫とキョン子の短編が素晴らしすぎる…
妹たちの連載が終わっちゃった今の貴重なほっこり要素ですね。
しかしあちらといいこれといい、やる夫っていつのまにこんなやさしくて格好いいキャラになったのだか。
また料理でもしてみますか。ポテトグラタン食べたい。ポテトグラタン。


MUSEのBBC LIVEを見た姉の感想↓
「ヴォーカルがくねくねしてて気持ち悪い。歌い方も気持ち悪い。格好いいと思えない。」
いろんな感想があるものだ。今から一緒に「パコと魔法の絵本」見ます。
「僕の彼女はサイボーグ」見ようといったらすいーつっぽいから嫌だって言われたあははは。

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作業中BGM: ALCEST,天野月子,OPETH,ナルニア国物語のBGM

カールじいさんの空飛ぶ家(アニ)

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(あらすじ)冒険好きな少年カールは1軒の空き家で少女エリーと”伝説の場所”パラダイス・フォールについて語り合い、いつかそこに行こうと約束する。成人した二人は結婚し、夢を語り合った空き家を新居とした。二人の間に子供は授からなかったものの、夫婦の時間を楽しみ共に幸せに生きてきたが、妻は幼い日にパラダイス・フォールのスクラップを集めて作った「わたしの冒険ブック」を託して先立ってしまう。

孤独の身となってしまったカールは、妻と約束したパラダイス・フォールへ行くため、2万個もの風船を家に結びつけ旅に出る。


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という「ピクサー初の3Dアニメ」を見てまいりました。ピクサー作品て実は「カーズ」しか見てないのでこれが二本目ということになりますね。


結論から言うと見事に期待はずれでした。期待しすぎたということもありますが。
宮崎駿が「冒頭の追憶シーンで満足してしまいました」と書いてましたが、これが見事に悪い意味に働いて、「冒頭の追憶シーンしかよくない」という代表的な作品となってしまっています。冒頭のエリーの死のシーンは最高です。といいますかエリーのキャラクターが本当に最高なんです。気が強く、冒険好きな女の子。そんな子に振り回されてばかりの若きカール。そのエリーの死のシーン…カールがさびしそうに紙飛行機を飛ばすシーンで既に来ました。



時は飛んで独り身となったカールの話になります。周辺の都市開発が進み、エリーとの思い出の家を立ち退かざるを得ない状況へとカール爺さんは追い込まれていきます。よってカールはエリーとの約束の地へ、幻の滝へと家ごと向かうことを実行します。


なのですが、その幻の滝へとたどり着くまでの冒険の話かと思いきや、実は一瞬でたどり着きます。この映画、「空飛ぶ家」と言っておきながら、空、全然飛んでません。ゆえに、「3D」(=立体)である必要も正直あまりありません。風船がぶわっと舞い上がり、家が飛び上がるシーンはすごいよいと思ったのですが。

そして一瞬で幻の滝へとついたのですが、滝は崖の向こう側だったので、その家を微妙に浮かせたうえで背負って歩いてそちらへと向かうことになります。この映画、大半がこの家を背負ってる爺さんの家なので、この家完全に邪魔ものになっちゃってます。まあそれは後々の伏線だったぽいですが。


で、なぜかついてきちゃったボーイスカウトのラッセルと幻の滝付近でいろんな冒険をするのですが、これがもう本当につまらなくてつまらなくて。とにかく自分がこの映画に求めてるものと悉くかけ離れていました。何かハリウッドのアクション映画みたいにあってたぞ。

あとはもうとにかくラッセルがうざすぎます。死ぬほどうざいです顔もキャラも。何回死ねよと思ったかわかりません。エリーのキャラクターが良すぎるだけに、相対的に残念すぎる…。そして「空飛ぶ家」という題名ながらこの家が飛んでる意味も正直あまりなかったんですね。エンディングも何か釈然としないし。うー…。

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ということで、設定の矛盾点をあげる気にもならないほど満足度の低い作品となってしまいました。「カーズ」は結構感動で来たのですが。冒頭のシーンだけ、以前テレビでもやってたらしいし、見れればそれでいいと思います。ただ映画の冒頭に流れる同時上映の短編アニメ「晴れときどきくもり」はむしろすごくよいです。3Dも活用できてたし。



今年のワースト映画はこれか「ハリー・ポッターと謎のプリンス」ですね。

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只今の一曲:Knights of Cydnia/Muse(BBC LIVE)
追加公演ができるらしいのでずっと電話かけてたのですが全くつながらず、つながったと思ったら埋まってました。残念すぎる。

水と涼を描いてみた(絵)

もう今年も20日ちょっとで終わりとか…学生最後の年が終わる…。
風邪を拗らせてるので極力外出したくありません。バイトにはちゃんと行ってますが。
だから治らないのか!!本屋立ちっぱなしきついっす。


ということで家にいるときは寒い部屋で絵を描いていますおらおらおら。


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ローゼンメイデンより天性の中二キャラ水銀燈と、おなじみ涼宮ハルヒの憂鬱より涼宮ハルヒです。初めてのカラーupだ!!やったね!!いやただの色鉛筆ですが…。


どうでもいいけど、どちらも昔はチェックしてたのですが、現在は読んでないし見てないですね。ローゼンメイデンの再連載とかどうなってるのだか。涼宮ハルヒの方はいわゆる一つのあの方が模写したのを模写しました。こんなポーズ元ネタなければ描けません。何日か前の日記にこれより数兆倍うまい模写元が載ってたのでエントリーを削除しときました。大人は汚いのだ。という悪あがきをしてみてもこのハルヒさんが10頭身以上ありそうなのはごまかせないわけで。どうしてこうなった。



カラーに至るまでの経緯


ポスカとか持ってない

油絵で描こう

油切らしてたんだった

サラダ油でいいか

絵具が固まって出てこない

しかたない水彩絵の具でいいか

肌色がねえ


ということで色鉛筆に収まりました。何回もパレットを出しちゃ片付け出しちゃ片付け…
色鉛筆の万能さは異常。完成品のつまらなさも異常。
GIMPくらい導入しましょうか…そちらを主体として描かないにしても。
でもどちらかというとPCでうだうだやるよりパレット片手に写生に行きたい派ですねー…

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教授から卒論草稿に関しての返信が来たよ↓


「草稿を拝見しました。いい感じではないでしょうか。「目次」よりも「草稿」のほうが充実しているようですね。目次も、書いたことに合わせて、「改訂」していくといいと思います。非常におもしろい話題がたくさんつめ込まれた複合的テーマになっているので、どこでやめても一向に構いません。「ブロッケンマン論」だけでも、充分にすごいテーマです。ですから、アンケートは、興味があればやってもいいし、時間がなさそうなら、やめても構わないでしょう。どっちの方向に進んでも、いいものができると思いますから、気分の乗る方向にどんどん書き進めて、最後に体裁を整えれば卒論として完成できると思います。楽しんでやってください。」


「どこでやめても一向に構いません」←そういうこといっていいのか。今やめるよ?もうやめるよ?なんかもう理想の卒論間違いなくできないこと確信したから、もう全然未練なんてないよ?
教授が菩薩すぎて毎度毎度泣きそうです。ゼミ飲みいい加減さぼってないで行こう。

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小学校の時に同じ塾に通ってた子に電車の中で偶然再会した。
色々話して懐かしすぎてほんのりした。前回「小学校の時の思い出なんて受験がほとんど」って書いたけど、逆にいえば「受験」にはそれだけ思い出が詰まってて、苦しい中に一抹の楽しさを見つける日々だったから、とにかくその一抹の楽しさの思い出がすごい強い。現在は本当生活がニートすぎて勉強のべの字もないからなあ…。


お互い用事があって電車の中で少し話しただけなのだけど、誰それがどーなったとか、そんな事がいちいち楽しかった。小学校時代から続いてるお友達なんて殆ど一人もいないから。同窓会も成人式も行ってないし。


でもその人、念願のダンスの講師(小学校の時からダンスやってた)になったのに体壊してやめちゃってた。始発で行って終電帰り、終電で帰るのも早い方なんだと。なんか話を聞くにつれこんなんばっかり。自分もそうなるのだろうか。趣味に費やす時間は、社会人になったらなくなってしまうのだろうか。



せめて最後のモラトリアム期間を満喫したいと思います。
12月22日のACIDMANライブチケとった!!武道館!!武道館行くのなんて久しぶり!!まあ完全に出遅れてとったチケだし、指定席だし多分席も悪いしで、満喫できるかはわからないけど。行かないよりはまし。逆に来年のMUSE武道館は取り逃した。ていいますかチケット発売日を完全に勘違いしてた。死ね俺。大阪まで行こうかとか…。


Neigeプロジェクトのバンドを集めたい年末に備えて。
AmesoeursとAlcestをまとめてAmazonで注文。あー金がない。
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作業中BGM:Marylin Manson,The Eagles,Bump of Chicken,Coldplay

Morningrise/Opeth 90点(音)

Morningrise/Opeth 90点
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1.Advent
2.Night and the Silent Water
3.Nectar
4.Black Rose Immortal
5.To Bid You Farewell
6.Eternal Soul Torture
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スウェーデン発の世界最高のバンド、OPETHによる97年の2ndアルバムのご紹介。

一般的に彼らが「化けた」のは4thからだと言われている。
それまでの作品は輝くところはあるが練りこみが甘い、冗長すぎる、と。
でははたして1stから3rdまでの作品は聴く価値がないのだろうか?凡百なメロデスにすぎないのだろうか?
答えは断じて否である。断じて否である。断じて否である。
大事なことだから何度でも何度でも何度でも言ってやる。断じて、否。なのである。


むしろこと「メロディ」の秀逸さに至っては、他のどのアルバムよりも際立っているのではないだろうか?

確かにまだ荒々しいつくりが見られるバラード5.などは冗長にすぎないパートもある。ここいらねえだろってパートもある。でもそんなこと関係ない程、2本のアコギとベースが絡み合うアンサンブルの美麗さは魂を持ってかれるようでひたすらに心地よくずっと浸っていたいほど。Mikael Akerfeldt(vo/gt)のクリーンヴォイスも、後期ほどの透明感には満ち溢れていないけどもその分生々しさが溢れていてやはり素晴らしい。

また、Opethの全曲のなかでもトップクラスに長尺である4.の主旋律も素晴らしい。この旋律が手を変え品を変え何度も魂に旋律を齎してくれる。7分超えてからの展開の息もつかせぬ劇的さには鼻血がでる脳が蕩ける。激しいパートが終了してからのアコギ・パートが…ああああああもう。本当に本当に本当に好きです。病魔のような1曲。にしても14分過ぎの"Black rose Immortal..."で終わっておけばよいのに。


1.も4.もいいんです。本当にいいんです。全曲何分何秒からの何々がよい、て解説してやりたいところです。だけどそうするときっと一番伝えたいところがぼやけてしまうと思うので、一番伝えたいところを最後に伝えたいと思います。





2.が一番いいです。
一体どれだけ聞いたのかわかりません。去年の来日で披露され、それに衝撃を受け、それから何度も何度も聞いています。心の底から愛している一曲です。早くまた、生で拝みたい…
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My Favorite:2.
Youtube(live)

冒頭の絶叫から爆発する哀メロと、ラストの一節にすべてを奪われる。

"You still sleep in the Night
Yet the Night and the Silent Water
Still so dark..."
ライブではデス声で伸ばしてるけど、CDではスタッカートの呟きになっています。

スタンド・バイ・ミー(映)

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スティーブン・キング原作の映画には3種類ある。掛け値なしの名作か、掛け値なしの迷作か、掛け値なしの駄作である。ということで「掛け値なしの名作」であり、「夏といえば」「青春映画といえば」でその名をとどろかせる『スタンド・バイ・ミー』のご紹介です。


あらすじとしては、4人の少年たちが森の奥にあるという子供の死体を見つけに行く…だけwそれを大人になった、少年の一人が回想しているというものです。

しかしその4人の少年の友情が、もう、まぶしすぎて、見えなくて、二度と戻れない郷愁の香りがしすぎてて、大人になってから見ると本当に泣けてしまいます。二度と戻れない、などと言いましたけど、自分は小学校の時の記憶なんて受験しかありませんので、奇しくも主人公の住んでいる町と同じオレゴン州での日々を(3か月ほど暮らしてました)思い返してほんのりとしてしまいます。線路歩いたり、道端の車に花火投げつけたり、夜のお墓を冒険したりとか、今書いてても本当懐かしい。多分人生で一番あの時がはっちゃけてたし楽しかった…とかなんとかこの映画を見るとどうしてもいい思い出ばかりが蘇って懐古主義に陥っちゃって困りますね。



なんていう管理人の気持ち悪い回想はどうでもいいのですが、本当にこの4人の男の子の友情。それに尽きる映画です。特に悲劇の俳優、故リヴァー・フェニックス演じるクリスの格好よさには最初見たとき死ぬかと思いました。そのクリスが夜、焚き火を囲んで主人公の前で涙を流すシーンが一番好きです。こういうのがあるからこそ、彼らが別れる時の「またな」で本当にきます。子供のころの、損得勘定なしの友情の素晴らしさがこんなにヴィヴィッドに味わえる映画はそうそうないですね。といいますかこれ一つでいい。


そのクリスに比べてどちらかというと気弱な主人公が、彼を守るためにくそったれなクリスの兄貴のエース(若き日のキーファー・サザーランドが演じてます)に立ち向かうシーン…素晴らしいです。お坊ちゃまっぽい彼が汚い言葉を吐き捨てるのもまたいいです。あとはなにげに完全にイッちゃってるテディもいい味出してる。父親を馬鹿にされてキレるところの演技とか本当にうまい。


おすすめシーンをあげはじめるとキリがありません。まず冒頭の秘密基地からしてやばいし。のくせに彼らが喫煙してるシーンにNGが出たから放映が禁止されただとか、もう本当細かいしどうでもいい。





ちなみに原作はこんな爽やかではありません。それは『ショーシャンクの空に』にも言えることだけど、キング原作で「感動大作」ってなっちゃってるのって意外と原作は暗澹としてるのが多い。原作読んだのすごい昔であまり覚えていないのだけど、エースと対峙するところとか序盤彼にやられるところとか、もっと生々しくてグロテスクだった気がした。なんにせよまとめると、キングは素晴らしいのでぜひ原作も映画も見てくださいということです。しかしある意味「耳すま」とか「秒速5センチメートル」とかより破壊力ある映画のような気もします。

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忘れられない一曲:Stand by Me/Ben.E.King
Youtube
↑きっと誰でも知っている名曲。ラストシーンの後にこれが流れてくるともう…
ちなみに「スタンド・バイ・ミー」の「ミー」は本当は死体のことらしいのですが細かいことは抜きで。

ダレルといえば(絵)

ダイムバック・ダレルよりもダレル・ロイヤルが先に思い浮かぶ、そんな俺はスポーツ嫌い。
見事に風邪を拗らせました。今日のバイトはしんどかった…
のくせにやっぱり更新時間はこんな時間ですよいつものことすぎるねコーヒー飲みすぎだねどうせまた寝れないんだろうね。


ちなみにGoogle画像検索で「桐敷沙子」で検索するとなぜかこのブログのブラックモアが一番上に来るっていうねどうしてそうなった。
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ここまでぐだぐだになった失敗作も珍しい↓

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ぐだぐだ過ぎて撮影もぐだぐだになってるじゃねえか、っていう。

Q:女の子の上の黒い線は何ですか?
A:インクが乾く前に消しゴムをかけたら線がついたのです。

Q:木の葉っぱのトーンが削り忘れてるように思うのですが…
A:幻覚です。



いい加減まともな絵を載せたいと思います。どうも描き始めると早く終わらせないといけない気がしちゃうのがいけないのだと思う。2日3日かけてじっくり綿密に納得のいくまで…って何事においてもやったことないなそういえば。基本的に飽きっぽすぎる。

一応元ネタは浅野いにおの「世界の終わりと夜明け前」の「東京」より、子ども時代の晴と菜月の1シーンです。
もうこの作品大好き。といいますかこれに収録されてるのほとんど全部好き。

去年の今頃にレビューしてた↓
http://kame637.blog17.fc2.com/category39-1.html#entry215


ついでにこちらも。「世界の終わり」より大沢さんを昔模写してます↓
http://kame637.blog17.fc2.com/blog-category-36.html#entry411


はーこんな不法投棄がある場所へ行きたい。秘密基地作って熱いコーヒー携えて冬の大三角拝みたい。
しかし生活費のために放射能まみれの不法投棄を漁る子どもたちがいる傍ら、不法投棄のある場所へ行きたいとか、地獄に落ちても文句言えなさそうだ。


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Eluvietieの新譜が素晴らしすぎる。アコギ仕様だって事に買ってから気づいた。
ちなみにこんな感じです。3rd以外はもっと激しいです。いわばOpethの"Damnation"↓
Brictom/Eluveitie(Youtube)

陽気な中にまじる哀愁がたまらない。

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作業中BGM:Marillion,Opeth

なるほどSaturdayじゃねーの(戯)

テニスの王子様がますます凄すぎる本家ジャンプで連載中のくそつまらんギャグ漫画たちは見習うべき。
にしても矢吹さん、黒猫の頃はあんなにふるぼっこにされてたのにTo:Loveるからカルト的な人気が出すぎだなあ。To:Loveる一切読んでなかったけど、そんなにすごい作品だったのか。


な事をつらつら考えつつ風邪をひきました。今朝がた6度7分で、今7度5分。サークルでパンデミック化したインフルでないことを祈るばかりです。学生ならまだしも、1分1秒が金になる社会人とかで明らかにインフルまき散らした原因だってわかる人間とかって処罰とか食らわないのかな。のくせに出勤しろとか小学生でも矛盾してるってわかること平然と言ってのけそうだな。何が言いたいって明日本当バイト行きたくないって事です。


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動けなかったからアニメを一杯見ました。ムーミン谷を何作も何作も見て、その後新海誠作品を全部見ました。


ムーミン谷癒されます。昔見てたのに(リアルタイムじゃないよ)全然覚えてないな。焦るところで焦らない、マイペースなムーミンママが素敵。どう考えても罪のあるヘムレンさんに怒らない、そんな人間になりたい。でも意外と「これいじめじゃね?」って事をスニフに平然と行ってたりとかして、複雑な世界観。

どうでもいいけど。スナフキンにしろナウシカに出てくるユパにしろ、ああいう放浪者ってみんな同じ格好しているなと思ったら、昔のドイツの職人が遍歴する時の格好が元ネタなんだって、ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」で知った。遍歴したい。


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新海誠さんの「ほしのこえ」「彼女と彼女の猫」「雲の向こう、約束の場所」を見た。どれも素晴らしかった。ただセカイ系っていう括りであるならば「ほしのこえ」よりも「雲の向こう、約束の場所」の方がそれっぽいっていうかまんまそれ。「世界を救うのか、サユリを救うのかだ」ってまんまそれ。あとこの作品はテーマ曲が素晴らしすぎてずっと聞いてる。サントラ買っちゃおうか。


この人の作品って、「秒速5cmメートル」もそうなのだけど、素晴らしいのはそのノスタルジーな「空気感」の演出だと思います。はっきりいってストーリーやキャラはそんなに惹かれるものがない。「ほしのこえ」はキャラの絵柄がひどすぎ(これに関しては本人も「自分はキャラをほとんど書いたことがなくて…」と言及済み)で、「雲の向こう~」に至っては設定に関して結構穴だらけ。


要するにただの一場面に感動を集約するためだけに、その世界に否が応にも視聴者を引き込むためだけに、設定が作られていき、世界が作られていく、そういう作風なんじゃないかなあと。そのためにはなんで宇宙船に学校の制服で乗ってるんだ?とかそういう突っ込みは野暮なわけなのでしょう。だからこそ「彼女と彼女の猫」、「秒速5cmメートル」みたいな設定、ストーリーが単純な、世界観命な物語描くとやばいほどマッチする気がする。



設定の穴が、その感動の瞬間まで尾をひくのが困りものなんですけど、だからといって昨今この「空気感」で人を感動させられる作品ってものっすごい限られてしまってる気がするので、そういう点でやはり素晴らしい人材だなあと思います。全然方向性は違うけどデイヴィッド・リンチの「イレイザーヘッド」の全体的に蔓延するざわざわする不安、不快感やつげ義春作品の北の風景描写の寂寥感、ノスタルジックな部分とかが「ストーリーより空気感が素晴らしい」作品として代表的かなーなんて思う。件のムーミンもある意味そうでしょうか。


とここまで書いて新海誠作品の「空気」にこんなにも惹きこまれ引き込まれる理由は美麗すぎる背景と自分の源記憶の「デジャヴ」によるものなんじゃないかとか思い始めたけど、そんなこまっしゃくれた解析してないで普通に楽しめよとセルフ突っ込みが入ったので、とりあえず「ほしのこえ」と「雲の向こう~」は小説を注文しときました。これ、設定の矛盾とか解消されてればいいな。



いつか気が向いたらレビューします。
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頭の頭痛が痛い。ただ風邪薬飲むと当然のことながら眠くなるので寝つきが悪い自分にはそれがありがたい。
上の記事書いてる途中で、「音楽や小説も一番大事なのは空気感なのだよ」的なこと書こうとして、あれこれなんかどっかで言ってなかったけと思ったら昨日の記事じゃないか。これは熱上がるフラグだ。


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今日の安眠用一曲:きみのこえ/「雲の向こう、約束の場所」テーマソング↓
Youtube(普通にラストシーンなので、先に物語を見ることをお勧めします)

イリヤの空、UFOの夏/秋山瑞人・ネタバレ有(本)

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(wikiよりあらすじ抜粋)
浅羽直之は園原中学校の二年生。非公式のゲリラ新聞部に所属する彼は、部長である水前寺邦博と共に、夏休みの間中、裏山にてUFOを探す日々を送っていた。園原にはUFOの噂が絶えない有名な空軍基地があり、水前寺はその秘密を追究していたのだ。しかし夏休み全てを費やしても、UFOについては結局何の成果も得られなかった。

そして夏休み最後の夜、せめてもの思い出にと浅羽は学校のプールへと忍び込む。が、そこには伊里野加奈と名乗る、見慣れぬ不思議な少女がいた。状況が飲み込めないままに浅羽は伊里野と触れ合うが、すぐに伊里野の兄貴分と自称する謎の男が現れて、その夜はそれでお開きとなった。

そして翌日の始業式の日、浅羽のクラスに伊里野が転校生として編入してきた。ささいな事件がきっかけでクラスから孤立してしまった伊里野と、そんな伊里野のことが気にかかる浅羽と、伊里野の周囲に垣間見える幾つもの奇妙な謎。そんな風にして、浅羽直之のUFOの夏は、その終焉に向けて静かに動き出した。

少年と少女が織り成す、切なくておかしくてどこか懐かしいSF青春ラブストーリー。


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ラノベをほとんど読まない自分が異様にお勧めされたのでなんとなく買って読んでみた本書のご紹介です。ネタバレする気なかったんですがしないと紹介できなそうだったんで、微妙にします。核心部分は伏せますが。






















全4巻ですが、ラノベを読みなれてないからか、ものすごく一瞬で読み終わった気がしました。もうこれでもかってくらいの典型的な「ボーイ・ミーツ・ガール」物語ですね。思い出作りにプールに忍び込んでみたらそこには謎の少女がいて、それの背後には何やら壮大な秘密がありそうで、と思ったらその少女は転校してきて…てなあらすじ的にはなんとも「ありがち」なおはなし。


気づけば、日本三大「セカイ系」物語のひとつでした↓
狭義のセカイ系=「主人公(ぼく)とヒロイン(きみ)を中心とした小さな関係性(「きみとぼく」)の問題が、具体的な中間項を挟むことなく、『世界の危機』『この世の終わり』など、抽象的な大問題に直結する作品群のこと」/これまたwiki参照

ちなみにほかに「セカイ系」としてあげられるのは新海誠の「ほしのこえ」、そして高橋しんの「最終兵器彼女」らしいです。とはいえ「セカイ系」の定義とかになってくるとまた難解になってきて、若干自分の卒論ともかぶってきて嫌なのでそこら辺は省略します。


ということで物凄く乱暴に枠組みを作るならばこの物語も「さほど絶望感、終末観にあふれていないサイカノ」という事になります。「世界の運命を担って傷つくヒロインに対し、何もできない主人公の葛藤」というのがどうしたってあれを想起させないわけにはいかず。二人の逃避行のところ、ヒロインが声が出なくなるところあたりで完全にかぶった。

しかし特筆すべきはその学園ラブコメとSF世界とのバランスの「悪さ」でしょうか。第一話からヒロインの全貌が明かされる「サイカノ」に比べて、確実に狙ってやってるだろうと思えるくらい、前半から中盤、終盤になってもこの作品、イリヤの正体がわかりません。第3巻までは殆ど学園ラブコメに終始します。とはいえ文化祭編のラストなど、伏線は何度も張られていくわけですが。

そして最終巻だけもはや別作品かっつうくらいに暗澹、悲惨な展開が待ち受けています。保健室の先生に衝撃的な事実を聞かされてから、主人公の取り巻く世界は一変。主人公はヒロインと一緒に逃避行するわけですが、その途中で決して言ってはいけないことをヒロインにぶちまけてヒロインがぶっ壊れます。記憶を失い、退行していくヒロインと主人公が辿る「最後の道。」この章が自分にとってのクライマックスですね。


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「最後の道」のとあるシーンにて。ヒロインは記憶を失っているので主人公を浅羽だと認識できません。常にだれか別の人間と勘違いしてしまいます。そして彼女の記憶はどんどん風化していきます。一緒に逃避行したときから文化祭の日へ、そして最後には最初に出会ったプールの日まで逆行してしまいます。そのヒロインがずっと思ってきた主人公への感情が…

てなところでふわーっときました。こういうのが好きなんです。ていいますか明らかにこの物語、かなりの大部分をこの一場面に集約するために世界を描いてきた気がします。しかしそれで期待持ちすぎたせいか、最終章のカタルシスはそんなになかったですね…全編を通してシュージの足元にも及ばないくらいどーしよもない浅羽の、ここにきてのようやくの決意は格好いいと思いましたが。

あとなにげに逃避行中に出会ったホームレス、吉野が素晴らしい。めちゃくちゃに人間嫌いになる。ここら辺は結構読んでて痛い個所ですね。こういうのもっと増やしてほしかった。

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一応アニメ化もされてるみたいなので少し見てみましたが、これはちょっとだめだと思って1話の途中で見るのやめました。原作読んだからまだしも読んでなかったら確実に見ないであろうアニメだ。以下思ったことをつらつら書きます。


・一人称がとことん移り変わるのが読みづらくて仕方がない
・ラノベってそういうものなのだろうけど、本の冒頭にキャラクターが二次元イラストで描かれているのがどうしても受け付けない。最初は自分で情景を想像しながら読みたい。だったらラノベ読むなその通りだ。
・水前寺はあのまま消えてくれた方がよかった。
・大食い大会の章の最後のイリヤのキャラの作り方が素晴らしいと思った。しかしこういう周囲との関係の変化の伏線も丁寧に描こうとしているのに最終巻で見事にぶつ切れになっちゃってるのはさすがに…
・端々のセリフ回しが見事すぎるといいますか心に刺さる。伝えたいことがありありと伝わってくる。
・主人公が首から虫を切り抜くシーンも素晴らしい。痛さ=決意がありありと伝わってくる。
・「ほしのこえ」も見てみます。



返す返すも、夏に読めばよかった。小説って音楽と同じで季節感がものっすごい大事。
感想が長くなってしまった。まあ批判点も挙げましたが総じてよい物語でした。ラノベ、専門外っていうかほとんど知識無いけど色々調べてまた何か読んでみよう。
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只今の一曲:博士と孔雀/天野月子

火星の隕石、やはり生物痕(時)

火星の隕石やはり生命痕、NASAが新証拠

 【ワシントン=山田哲朗】13年前、火星に生命が存在したかどうかの論争に火をつけた隕石(いんせき)には、
やはり生命の痕跡があるとする新証拠を米航空宇宙局(NASA)が30日、発表した。

 NASAジョンソン宇宙センターの研究チームが、最新の電子顕微鏡で隕石に含まれる磁鉄鉱の結晶を分析し直した結果、
熱や衝撃でたまたま生成されたものではなく、ある種の細菌が体内で作り出したと考える方が妥当と判断した。

 研究チームは「生物由来説の正しさが強まった」と自信を深めている。だが懐疑派は、今回の発表についても「これだけでは証拠不足」と反論している。

 ALH84001と名づけられた隕石は、1600万年前に火星から飛び出し、1万3000年前に南極に落下した。
1984年に米調査隊が拾い、NASAが96年に「微生物の痕跡が残っている」と大々的に発表。
当時のクリントン米大統領も「科学が明らかにした最も驚くべき知見になる」とコメントしたが、その後、否定する論文が出されるなど議論が続いていた。

(2009年12月1日11時51分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20091201-OYT1T00396.htm

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「エウロパ」がどーのこーのって言ってるそばからこれですか。
しかしあちらの海底深度もそうでしたけど、こちらも当たり前のように「1600万年前に火星から飛び出し、1万3000年前に南極に落下した」ですからね。太陽系ではくそ近いはずの火星ですらこの規模です。よくよく考えたら、いや考えずとも、人類ってまだ火星にすら到着できてないわけで。自分が死ぬまでには到着できるのかな。

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週末も含め、最近は大勢の人と触れ合う機会が多かったのでこの二日間は一人で過ごしていました。

昨日は月が綺麗とのことだから廃墟に行って秘密基地作って浸ってこよう!!ってことで奥多摩のかわの駅の廃ロープウェイ(以前はバイクの後ろに乗って近くまで連れてってもらった)を目指したのだけど、バスがざっくり切れてて適当に歩きまくったら迷いまくって疲れました。3時間以上山の中歩いてうす暗くなり始めた時に結局目的地にはたどり着けずに降りてきちゃいました。プチ遭難という事で貴重な体験はできた。


人に気を使うのも、気を使われるのも本質的には苦手でどーしよもない人間なので、たまーにこういう一人の時間があるといいですね。↑のとか、多分複数で行ったら「迷った」と気づいたときにいらん気の使い方とかしたりされたりしそうで。映画とかライブとかも本当に好きなのって一人で見に行きたいし、のくせにいい作品や感動に出会えたら吹聴してまわりたい、要は面倒臭い人間なわけです。



Bump of Chickenの藤君が本当に本当に本当に好きなんだけど、ただ一つだけ。
「やさしくなりたいと思う人はそれだけでやさしい人」っていう一節だけは、根本的に違うと思ってます。
そんなことをつらつら考えつつ筋肉痛に悩まされつつ卒論に悩む12月の夕方。

要約:俺てらニート
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只今の一曲:I hear that Music play/The Reign of Kindo

Emissaries/Melechesh 86点(音)

Emissaries/Melechesh 86点

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1.Rebirth of the Nemesis
2.Ladders to Sumeria
3.Deluge of Delusional Dreams:
Act.I Cast Tempest from the East
Act II. Enlil's Retaliation
4.Touching the Spheres of Sephiroth
5.Gyroscope
6.Double Helixed Sceptre
7.The Scribes of Kur
8.Leper Jerusalem
9.Sand Grain Universe
10.Emissaries and the Mysterium Magnum
11.Extemporized Ophtalmic Release
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怪しげな古代遺跡の壁画が描かれたジャケットに、カバラやらセフィロトの樹やらが素敵なインナーが素晴らしい、イスラエルのエジプシャン・ブラックメタルバンド"Melechesh"の4thのご紹介です。ブラックメタルとジャンル分けされておりましたがテクニカル・デスの要素も強いですね。

自分が好きなエクストリームな音楽とは、
①いわく、展開に緩急がある
②いわく、独自の世界観がしっかりしておりジャケットや歌詞などもそれに基づいている
③いわく、抒情的なメロディがある

ということでして、そういう点で見事にマッチしているこちらMelecheshは素晴らしい発見でした。

楽曲はどうなっているかというと、ブラスト主体に切れ味鋭くまた印象的なギターリフがざくざくと刻まれ、そこに喚き散らし系のデス声が絡むというスタイルなのですが、他のデスメタルに比べるとメロディをしっかりと聴かせるパートに比重が強く置かれており、また展開が忙しく変わりまくります。メロ、リフなども同じ曲においても何種類も登場し、それらがすべて高水準ときてるから脱帽です。本当聞いてて飽きません。ヴォーカルは結構一本調子なのですが、そこにコーラスが絡んだりとこれまた面白く聞きごたえがあります。


このバンドにおいての最大の魅力はなんといってもメロディとリフの独自性であり、部族的?ともいえるべきとにかくこのジャケットのような世界観を全面的に味わわせてくれます。ある種コミカルともいえるメロディが多いのですが、そんな中時折絡んでくる抒情的なメロディがたまりません。1.のちょうど30秒くらいのところのメロディとかこういうのが好きなんです(細かい)難点を言うとすべての曲の質量がなかなかに膨大で(前述のとおりの展開の激しさもあり)後半にも7分超えなどの大曲が問答無用で設置されているため、後半になってくるとさすがにだれるんですね。

同系統のエジプシャン・バンドということで"Nile"と比べられそうですが、あちらとは結構伝えたい世界観が違うと思うのであまり比較は意味がないかもしれません。何にせよ思わぬ発見でしたので、他作品もあさってみたいと思います。前作はBurrn!にて酷評されたそうですが…

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My Favorite:1.つべにてどうぞ↓
Rebirth of the Nemesis
歌詞がなんとも難解であまり読んでないのですが某サイトによるとサブタイトルの「エヌマ・エリシュ」とはバビロニア神話の創世の神話なのだとか。本人たちの知識、Nileにも負けず劣らず濃そうだ。

zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。