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『バタリアン』

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ダン・オバノン監督のコメディ・ホラー作品。
原題は"The Return of the Living Dead"であり、名作"The Night of the Living Dead"の続編的位置づけだけど、正式な続編というわけではなくパロディの意味合いが強いですね。

詳しい経緯は覚えていないのですが、とにかく工場での事故により死体がよみがえり、更にその四肢切断しても死なない死体を焼却炉で焼き殺そうとしたところ、焼却炉から出る煙が雨にまざって墓場に降り注ぎ、死体が無数に蘇ってしまった。。。というストーリーです。いろいろぶっ飛んでますね。


とりあえず他のゾンビ作品と比べて圧倒的に違うのは、ゾンビがくそ強い点ですね。
まず彼ら、どうやっても死にません。首を叩き落とそうが切り飛ばそうが問答無用で襲ってきます。といいますか作中で「死体が死ぬか!!馬鹿!!」と他のゾンビ映画を皮肉ったセリフまで飛び出します。

更にこいつら、全力疾走してきます。実は「ドーン・オヴ・ザ・デッド」より数十年も前に既にゾンビは走ってたんですな。警察が応援に駆けつけてくるところを何十体もの死体が猛ダッシュで取り囲んでぶっ殺すシーンが最高にシュールで笑えます。

極めつけに彼ら、「ランド・オヴ・ザ・デッド」とは比較にならないほどの知恵を持っています。普通に喋べる上に、殺した警察の電話を奪って「もっと応援を呼んでくれ(=もっと餌をよこせ)」とやりたい放題で最高です。もうここまでくるとゾンビというかモンスターですな。


そしてゾンビの個性がものすごい。

タールマン↓
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オバンバ(オバタリアン)↓
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オバタリアンが流行語になったりもしましたが、正直オバタリアン拘束のシーンは結構シリアスです。「脳みそを食うと痛みが和らぐんだよ」「死んだ時の痛みさ。」ゾンビも苦労しているみたいです。


あとこの映画、基本的におっさんが滅茶苦茶強いです。パンク風の若者たちはどこで活躍するのかと思いきや基本活躍しません。前述のとおりゾンビは無敵なので基本的に鈍器でぶん殴って昏倒している間に逃げるくらいしか抵抗しないんですが、社長と死体処理のおっさんが本当鬼のように格好いいです。社長がタールマンの首をかっ飛ばすシーンとか名シーンすぎるだろう。


コメディの中にひんやりシリアスが混じった名作だと思います。ラストシーンも、アメリカって本当こういうの好きだよなあ。。。
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只今の一曲: Take it to the Limit/Eagles
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zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。