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聲の形(アニ/映)/ネタバレ無

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"退屈すること"を何よりも嫌う少年、石田将也。ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。"ある出来事"以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語。

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2016年の夏はすごい。「シン・ゴジラ」の興奮は既に興行収入100億突破という、ジブリ以外では成し遂げられなかった偉業を成し遂げた「君の名は。」により過去の者とされ、さらに「君の名は。」の裏で、ひっそりとこれまた20億を超えるのではないかという、公開館数からすると異常な数値をそこまでの知名度でもない原作のアニメ映画がたたき出そうとしている。しかも、その題材は「障害・差別・いじめ」という、とてもジャケットからは思いもつかないような、重すぎるもの。

「シン・ゴジラ」による映画ブームの再燃のきっかけ、いわゆる青春・切ない系のブーム、アニメのオタク層から一般層への浸透、どうしたのかというくらいのここ最近のワイドショーをはじめとした全方位的なプロモーション…様々な要因があるのは間違いないのですが、もう一つ確実に言えることがあって、それは上記の3つが、どれも別の方向ながら、どれもが稀代の名作といって間違いないレベルのクオリティで世に放たれているという事です。これらが「2016年の夏」に集中したのはもはや奇跡といっても差支えないものであり、映画好きからするとありがたい話でした。

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この記事へのコメント

じたさん、こんばんは。お久しぶりです。
一年前の記事にコメントするのは少し気が引けるのですが、自分も最近やっとこの映画を観まして……いや~ホント、あらゆる意味でキツい作品ですよね。

自分も(今も昔も)社会的弱者にあたる人間なので、劇中のいじめパートにあたる小学校時代では加害者側である石田たちを断罪する気持ちで観ていました。
でも自分だって、もしあのクラスにいたら「加害者」もしくは「傍観者」の側に立っていたんじゃないのか?と、自分の小学校時代をより深く掘り起こさせるような生々しさが恐ろしく、また、少し悲しかったです。

「被害者」である硝子の存在だけが「逃げ場」かもしれない。というのもよくわかります。
そう考えると、なんとか「逃げ場」を作ろうとしていたのが植野で、「自分は逃げる必要なんてない」と思い込んでいるのが川井だったのかなーとか、なんとなく思ったり。

とはいえ、色々と考えさせられて、それでなんだかんだ言いつつも、

>根本、本音を言うと自分はこのレベルのいじめをした人間は、その後どんなことがあろうが、どんな贖罪をしようが、いいから関係なく今すぐ○ねとしか思えない本当に弱い人間なので、それもずっともやもやしてた要因かもしれませんね。

自分も奥底に同じ気持ちを燻らせながら観ていたので、じたさんが代弁してくれたようで少し救われましたw
(あ、伏字部分はコメ弾き対策です。どうぞ悪しからず)

余談ですが、山田監督って80年代生まれなんですよね。
自分とほぼ変わらない……orz
さらに1年越しの承認&コメント返信をすいません笑。
全くの気まぐれでもはや放置しようと思っていた自分のブログの管理ページを開いてようやくクロサキさんのコメントを発見しました&「聲の形」が鮮烈に蘇ってきました。本当、凄まじい作品でしたね。そして結局、あれから自分はまだまだ弱者のままです。見返そうかな・・・見返すの怖いですが。

そういえば山田監督のこの前の作品「リズと青い鳥」もこれまた凄まじい作品でした。「聲の形」とは違う、静かな心象風景の移り変わりを描くものでしたが。山田監督・・・もはや才能がどこへ行ってしまうのか、少し怖いです笑。
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zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。

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