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ゾンビ/Dawn of the Dead

唯一神A.ロメロ様によるゾンビ三部作の二作目。「ランニングゾンビ」で一世を博したリメイク版のが有名ですが、オリジナルはゾンビ映画の中でもだんとつな程にゾンビが弱い。



・全然ゾンビに見えないチープなメイク
・個々の戦闘能力は皆無(のろのろしてて走ってれば基本的につかまらない)なのに、群れて囲まれてつんだ時の恐怖が異様な「ゾンビ物でしか味わえない恐怖」
・アメリカ的巨大消費社会への鋭い批判精神
・シリアスとユーモアの絶妙な同居


現代のゾンビ物の原点です。メタルでいうところのBlack Sabbathです。
トランポリンが見えてしまったり、やられた筈のゾンビがむっくり起き上がったり、メイクがはがれてたり、銃の音にゾンビがびびったりと、どうしよもないミスも沢山あります。洗練されてないところがよい、っていうのは信者の言い訳にすぎないわけでもない気がします。


例えば

圧倒的に人間以上の身体能力を持つゾンビになすすべもなく蹂躙されるのと、
普通に戦えば勝てるはずのゾンビに、気づけば逃げ場が封鎖されてじわじわと食われるのと、



どちらがより不快感、絶望感で勝るでしょうか。
どちらがより真実の「ホラー(恐怖)映画」と言えるでしょうか。


批判はしませんが(といいますか楽しみまくってますが)、昨今のゾンビ映画はもはやアクションといっても過言ではないものも多いです。しかしその原点の、タイトルが表す通りの真実のゾンビ像とは、まさにこの映画に表わされているものの様な気がします。


「ナイト・オヴ・ザ・リヴィングデッド」で誕生したA.ロメロ版ゾンビは、
今作「ゾンビ」でその規模を広め、
次作「デイ・オヴ・ザ・デッド」にて世界を支配します。



自分にとって青春の1ページ。ルチオ・フルチの蛆たかりのグログロしいゾンビも大好きだし、ダン・オバノンの無敵すぎるゾンビも大好きですが、でも自分にとってはゾンビの原点こそがゾンビの頂点です。


三部作、まとめ買いしましょう。食い入るように見まくって墓に持って行って自分もゾンビになっちゃいましょう。BGMはゾンビによる世界の荒廃が脳裏に刻み込まれるサウンドスケープ、The CrownのPossessed 13が最適です。

世界のエンディングまで、泣くんじゃない。

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Possessed 13から一曲:Natashed Overdrive/The Crown
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zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。

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