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変態ピエロ

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カンヌ映画祭でそのストーリー展開の意味不明さにおいてものすごい物議をかました「変態ピエロ」
(原題:HEROS)のご紹介。

あらすじみたいなものを抜粋します↓


あまりにも理不尽で不可解な密室誘拐監禁劇。
“ピ”ことピエール・フォレ(ミカエル・ュン)は、TV局で公開番組の収録前にスタジオの観客を盛り上げることを職業とするエンターテナー。
仕事の上では病的なまでにハイテンションなパフォーマンスを見せる彼だったが、実は私生活では極度の不眠症に悩まされ、鬱々としたダウナーな日々を送っていた。
無断欠勤の続いていたある日、なぜか不気味なスキンヘッドとなった彼は、幼い頃から崇拝してやまない国民的歌手クロヴィス・コスタ(パトリック・シェネ)を誘拐・監禁する。
光の届かない密室でピエールとクロヴィスの駆け引きが延々と展開される。
彼はいったい何を思ってクロヴィスを誘拐・監禁したのか?彼の動機と目的、そして真意は?
そもそも、彼がクロヴィスだと思って捕らえた男は、果たして本当にクロヴィスなのだろうか?



…はい、まったくよく分からない映画でした。
D.リンチ的であるとか、A.ホドロフスキー的であるとか、そういう風に言われたらしいですが、意味不明さではそれこそA.ホドロフスキーの「ホーリー・マウンテン」にも似たものを感じます。何度も「ピ」を襲う謎の怪力男、そのたびに挿入される美麗な魚の映像、姿見せぬ電話ごしの相手、それらが「2001年宇宙の旅」のスターチャイルド転生前のライトシャワーのように突如使われ、視聴者を挑発します。まじめにストーリーを追って、自分の力でパズルを解き明かしたい良識派視聴者はぶち切れても問題ないと思います。そんな作品。エンディングとか本気で人を食ってるだろこれ。


…なんですが、そういう不条理が大好きな、謎解きもまともにしない不真面目な視聴者である自分からすればその意味不明さは逆にとても快感でした。いかれたピエロの行動、上記の映像群の一枚絵の存在感、すべてが心地よく、気づけばエンディングになっていました。といいますかピエロのコスが半分はげた状態でテレビに懇願するパトリックがなんというか終わってて大好き。はげたメイクのピエロっていいですね。ヒース・レジャーしかり。



まあおすすめはできません。
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只今の一曲:Happy?/Mudvayne(live)
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zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。

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