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博士の異常な愛情・または私は如何にして心配するのをやめて水爆を愛するようになったか

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S.キューブリック監督の「時計仕掛けのオレンジ」「2001年宇宙の旅」と並んでSF3部作といわれる、「博士の異常な愛情・または私は如何ににして心配するのをやめて水爆を愛するようになったか」のご紹介。


とりあえずSFではありません。冷戦下のアメリカの核ミサイル誤射をもとにした、超絶ブラックコメディ映画です。あとこのくそ長い邦題ですが、原題直訳の「ストレンジラヴ博士」では興行収入を見込めないと踏んだ配給会社が、S.キューブリックの「原題もしくは原題の直訳以外は認めない」を逆手に取ったという説があるそうです。なんで「誤訳」とする説は間違いで、意図的なものといえます。

参考→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%9A%E5%A3%AB%E3%81%AE%E7%95%B0%E5%B8%B8%E3%81%AA%E6%84%9B%E6%83%85_%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AF%E7%A7%81%E3%81%AF%E5%A6%82%E4%BD%95%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E5%BF%83%E9%85%8D%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%81%A6%E6%B0%B4%E7%88%86%E3%82%92%E6%84%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%8B



登場人物のいかれ具合とシニカルなジョークがたまりません。特にストレンジラヴ博士、ジャック・ザ・リッパー将軍、タージドソンに至っては見たら一生忘れられないでしょう。以下特に好きなシーン。

・ストレンジラヴ博士の登場シーン全部。ナチズムへの痛烈なブラックジョークにいちいち腹筋崩壊する。最後の「炭鉱を掘れ」とのたまうシーンも意味不明すぎて笑える。男1:女10で20年で現在の国民総生産を超える、とかあんた。
・タージドソンがずっこけながらも熱弁をふるうシーン。こいつがガムを常に噛みながら熱弁するのもヒトラーのオマージュだとか。
・リッパー博士の陰謀論。「共産主義がフッ素を水に入れたんだ。だから俺は水を飲まん。」「体液に含まれた貴重なエッセンスを共産主義は奪おうとしている。」とかぶっ飛んだ主張をほざきまくりながら、そのきっかけが「性愛の途中でエッセンスが抜けていった時に気づいた」とか。
・キングコングが少佐が爆弾とともに落下していくシーン。ばかすぎる。



書ききれないから諦めた。とりあえずストレンジラヴ博士、マンドレイク大佐、大統領とメインキャラを三役を一人でこなしたピーター・セラーズの怪演に乾杯。こんな演技の方向性が違う三人をすげえわ。


映画好き、キューブリック好きは勿論、お国柄ブラックジョークやいかれた博士が大好きな人間も観て損はしないでしょう。あと「2001年宇宙の旅」とかと違って全く難解ではないので見やすいと思います。

幻のパイ投げシーン→http://www.asahi-net.or.jp/~kz3t-szk/kub_str.htm

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只今の一曲:yes/World's end Girlfriend
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zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。

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