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サンゲリア

ゾンビ映画を語るにおいて外せない「最悪の名作」『サンゲリア』のご紹介です。
ご存じイタリアン・スプラッターの帝王ルチオ・フルチ先生による、A.ロメロとは一風変わった湿度の高く宗教色の濃い、ねちねちグログロなナンセンスゾンビ物語。


あらすじ(wikipediaより引用)↓
ある日、ニューヨーク湾内で奇妙な事件が発生した。漂流中のクルーザー内に踏み込んだ警備船の警官が、突如現れた全身腐乱した不審な男に襲われたのである。警官1人が犠牲となり、男は全身に銃弾を打ち込まれて海中に姿を消した。

クルーザーの持ち主の娘アン(ティサ・ファロー)と新聞記者ピーター(イアン・マカロック)は、真相究明のためカリブ海に浮かぶ小島、マトゥール島へ向かう。だが、そこは何かの疫病なのか、それともブードゥー教の呪いのためなのか、死者が蘇り、生者を貪り喰う恐るべき魔境と化していたのである。

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とのことです。ゾンビの元祖は上記のブードゥー教なんですが、それを物語で言及しているゾンビ映画って実は結構少ないような気がします。バイオハザードやバタリアンに至っては「ウイルス」や「ガス」ですからね。ということで今作は島に宗教の原始的怖さが大々的にフィーチャーされております。



…という風に、『ゾンビ』や『バタリアン』のようなテンションの高さ、コメディやブラックジョークなどは全く見られず、徹頭徹尾陰湿な世界観は出ているんですが…



・スキューバダイビングする女が上半身裸にTバックっていうわけのわからんいでたちだったり
・の横で伝説の「ゾンビVS鮫」のシーンがくり広げられたり
・ゾンビに引きずられて目玉がずぶずぶと壁のささくれに刺さったり
・そもそもゾンビのメイクがチープすぎて途中なんかてるてる坊主にしか見えなかったり
・それでもゾンビに食われるシーンだけはやたら頑張って(いきいきとして)描いていたり


などとB級エッセンスが最初から最後まであふれかえっていて最高です。ゾンビもウジやミミズがたかっててひたすら気持ち悪く、最高です(だからジャケット写真は自重しました)にしても地の底から大量によみがえりすぎ。土葬すんな。

そしてラストシーンはめちゃくちゃにクールです。
当時は酷評されたらしいし、どんなに贔屓目に見ても突っ込みどころの多さ、完成度の低さはごまかしようがありませんが、それでもゾンビ好きなら後半の展開は垂涎物です。後半までが若干だれるんですけど。
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只今の一曲:Mugnum Opus(live)/Kansas
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zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。