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ひとりかくれんぼ

以前から間違いなくこれを見たら腹筋崩壊するだろうと思っていた「ひとりかくれんぼ」を見に行ってきました@渋谷シアターN


☆あらすじ★
深夜にひっそりと行われる“ひとりかくれんぼ”。ルールに従っていくと、様々な怪奇現象が起こると言われ、その噂はみるみる拡大。深夜の掲示板には毎夜多くの参加者が集っていた。涼子の担任するクラスの生徒・りつ子もまた、両親が離婚した孤独からこの危険な遊びにハマっていく。
 ある日、人を呪い殺せるルールがあるという噂を聞いたりつ子は、父親を殺したいと話す同級生の相川に一緒にゲームをやろうと持ちかける。しかし、異様な雰囲気を感じた相川は、りつ子の制止も聞かずに途中で帰ってしまう。
 その翌日、学校に行ってみると、りつ子は謎の失踪を遂げていた。行方を捜すべく、りつ子の家に駆けつけた涼子がそこで見つけたのは“ひとりかくれんぼ”のやり方が書かれた一枚の紙…。失踪と“ひとりかくれんぼ”の関連について探っていくうち、同僚の里美までもが犠牲に。そしてその恐怖は涼子の元へも。(「goo映画」より)

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ちなみに都市伝説としての「ひとりかくれんぼ」のやり方↓

材料:人形・米・赤い糸・縫い針・刃物・コップ一杯の塩水
1.ぬいぐるみの腹を裂いて綿を抜き、米と自分の爪を詰め、赤い糸で縫い合わせる。
2. 午前3時に「最初の鬼は○○(自分の名前)」とぬいぐるみに向かって3回言う。
3. 風呂場に行き、ぬいぐるみを風呂桶の中に入れる。
4. 部屋に戻り、家中の電気を全て消してテレビだけをつける。
5.目をつぶり10数えたら、包丁を持ってぬいぐるみの処へ行き、「○○(ぬいぐるみの名前)見つ けた」と言って包丁をぬいぐるみに刺し、「次はあなたが鬼」と言って、すぐに隠れる。

終了方法:
塩水を少し口に含んでから出て、塩水を人形にかける。ぬいぐるみを探す間は心霊現象に遭遇するとされるが、何があっても口の塩水を吐いてはいけない―。

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てっとり早い話が現代版「コックリさん」と称される降霊術です。ちなみに映画でも大々的に用いられてましたが、この都市伝説の面白いところはインターネットなどで皆が恐怖を共有するところです。

えーまことに痛々しい事ですが自分もこの都市伝説、挑戦してみました。しかも塩水を忘れるだとか、自分の爪を入れ忘れるだとか、しっちゃかめっちゃか状態で。電気はちゃんと全部消したんですけども。まあそんなこんなで結局何も起こらなかったんですが、真っ暗の押入れで携帯で某巨大掲示板をリロードしまくってた時なんかは結構面白かったですね。



話がそれましたが、そんな都市伝説をどう映画化するんじゃと思ったら上みたいな感じになってました。予想通りといいますかなんといいますかやっぱり「リング」や「着信アリ」と同じく恐怖の伝染型ホラーに落ち着きましたね。しかしやっぱりこの都市伝説のルールだけだと映画化が難しかったのか、「人を呪い殺せる」だの「失踪」だのチープな肉付けがずびずば加えられてました。









以下ネタバレしまくりつつ映画の感想を思いつくままに。



















何よりものすごいなと思った設定追加が、この降霊術によって呼び出される霊は、本人と何らかの強い関わりを持った霊である、的なそれです。で、ヒロイン(川村ゆきえ)の場合はそれが幼い頃にかくれんぼで遊んでて溺死した女の子なんですが(この幼いころの「かくれんぼ」と現代の「ひとりかくれんぼ」のキーワードのリンクは迂闊にも少し巧いとか思ってしまった)、まずヒロインはひとりかくれんぼ、実行しません。病院で入院してたら勝手に霊が襲ってきます。…あれ、この映画って「ひとりかくれんぼ」じゃなかったでしたっけ。


で、霊の造形とか動きもまんま貞子(メイドイン「リング」)だったり伽耶子(メイドイン「呪怨」)だったりして大爆笑しました。鏡だかテレビだかはいずりだしてくるシーンとか、訴えられないのかこれ。更に言うとよく見たら病院で襲ってきた霊は二体いるみたいでした。既に上段の「強いかかわりをもった霊が襲ってくる」という設定は崩壊してるんですが、なんなのでしょうこれは。分裂でもしたんでしょうか。デスクロ―のように。やってろ。



あと同僚の女教師が「ひとりかくれんぼ」を実行しなきゃいけなかった理由もよくわかりません。といいますか「リング」のように恐怖の伝染の仕方が明確でなかったので(上記のとおり「ひとりかくれんぼ」を実行しなくても勝手に霊があらわれるし、一番大事な設定がすっぽり抜けてる)その恐怖が全然味わえませんでした。更に言うなら失踪した女の子は一体誰に襲われたのか。呪い殺すっていう設定はどこへ消えたのか。女教師を襲った霊が思いっきり首をひっぺがしたりとか肉体派な攻撃してるけどそれもやっぱり神隠しに該当するのか。だめだ、突っ込みどころが両手じゃきかねえ。



…という、自分のような糞映画大好き人間からすると最高に期待に応えてくれるダメっぷりでした。しかし「口裂け女2」から突如ホラーヒロインへの階段を歩み始めた川村ゆきえはこれの次に「吸血少女VS少女フランケン」に出てみたりと、着実に駄目な道へと進んでますね。とりあえず彼女の出演作は軒並み糞映画になりそうなので、彼女でも追っかけてみようかと思ってます。



あ、ちなみにこの映画、冒頭の導入部分だけは結構よかったです。知らない人たちが「ひとりかくれんぼ」実行して襲われちゃうとこ。「塩水持たないで外に出ちゃだめですよ」「おーい返事しろ」とか、下手に往年の名作Jホラーの手法にこびないで、こういう「ひとりかくれんぼ」本来の恐怖で攻めればもっとよくなったんじゃないかなあ。

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只今の一曲:Refleting in Solitude/The Shining
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zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。

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