≪ 2017 04   - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - -  2017 06 ≫
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  

ミザリー

51-Q33cbjYL.jpg


(あらすじ)女性主人公の人生を描く『ミザリー』シリーズで有名なベストセラー作家ポール・シェルダンは、『ミザリー』最終巻の生原稿を携えて車を運転中、誤って崖から転落した。重傷を負った彼は、通りがかった元看護師のアニーに救出され、人里離れた彼女の家で治療を受けることとなる。『ミザリー』の熱狂的ファンであるアニーは、ポールの持つ原稿が最終巻である事に納得せず、これを破棄した上で続編を書き下ろすことを彼に強要する。大雪で半ば隔離され、ケガで身動きの取れない閉鎖的な状況の中、アニーの異常性が徐々に露わになる・・・。



「シャイニング」や「キャリー」もそうですが、S.キングは狂った人間の様、その恐怖を書かせたら本当にすさまじいです。本作では「ゴッドファーザー」の中の人、ジェームズ・カーンがよい演技をしてくれてるのですが、それを完全に食うかの如く、キャシー・ベイツが最恐の演技をしてくれています。「シャイニング」のジャック・ニコルソンや「キャリー」のパイパー・ローリー、そして「サイコ」のアンソニー・パーキンスすら下に見るかもしれません。とにかくすごい。怖すぎる。クライマックスとか、そこら辺のスプラッター映画のホラーヒーローも形無しですよ。


天才です。アカデミー主演女優賞獲得しています↓
8f7bc88a3bd920932ad9b441874e64a3.jpg


要するに、少年漫画でお気に入りのキャラが死んだからと言って半狂乱になって呪いの手紙を数百枚とか送りつけちゃう狂った腐女子が行きつくとこまで行きついたらこうなるんだろうなあみたいな女が作家を監禁してるだけなんですけど、その腐女子のいかれ具合が実は全然想像以上でした。見てもらった方が早いんですけど、あらすじでは「徐々に露わになる」とか書いてますが、そんな容易なもんじゃありません。全力を持って作家に同情します。そして作家は片腕と両足を骨折してて抵抗できないっていう「ファニーゲーム」の様なもどかしさもあり、とにかく怖いとしかいいようがない。本当に怖いのは人間?そんな甘っちょろいもんじゃないです。いやはや。


この映画のもう一つの見どころはこの異常者から何とかして逃れようともがくジェームズ・カーンの奮闘振りですね。作家という事から知識の幅が広いので、動けないながらに様々に思考を凝らしてキャシー・ベイツの包囲網を突破しようとあがきます。手に汗握るとはまさにこのことをいう。


この時期ひやひやしたい方におすすめです。
------------------------------------------------
只今の一曲:廃退的心理/屍
スポンサーサイト


この記事へのコメント

この記事へコメントする















zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。