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魔人探偵脳噛ネウロ・シックス考(漫)

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年明け早々なんつう話題だって感じですが、シックス様です。


卒論で「悪役」について考えてましたが、やはり松井優征の作ったこのシックス様こそが少年漫画史上でも最上級の悪役といっても過言ではないでしょう。とりあえずwikiより全文を抜粋。ちなみに果てしなく長いです。

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葛西から『絶対悪』と呼ばれている男(置かれた環境、あるいは能力や体質ではなく精神・頭脳に由来する)で、「人類の先へ行く人類」である『新しい血族』の最先端に位置する者。本作に置けるネウロの最大の敵であり、全ての元凶(はじまり)。

祖先は武器製造を営んでおり、家系は約7000年前から確認出来る。職業柄人殺しの手段のみを考え続け、それに必要な『悪意』が強い子に家業を継がせていった結果として、『悪意』が増強し、遂には、現代のシックスが持ち合わせる残虐非道・冷酷無比・悪逆さに至ったという。彼の脳は、その常人には耐えられぬ『悪意』に耐えうるように定向進化しており、DNAレベルで人間とは別物で異なる生物であり別種であるらしく、電子ドラッグも全く意味を成さない。0歳の時、父親が握らせたカミソリで他の新生児の頸動脈を掻き切り、母親も2歳の時に謎の転落死を遂げ、父親に至っては、5歳の頃に自宅書斎で「箱」詰め死体となって発見されている。


前述の『絶対悪』の名に相応しく、ネウロに匹敵するサディストで極悪非道を絵に描いたような性格。人質をとった上で無理難題を押し付けて相手が苦しむ様を楽しんだり、面白半分に部下をノコギリで苦しませて自決させるなど、その悪意は止まるところを知らない。だがその酷薄な行動とは裏腹に語り口は優しく、その落差がシックスの異常性を際立たせている。他の血族や信奉者達はその底知れぬ悪意に恐怖し、反面魅力を感じ、結果として彼らの絶対的な崇拝心に繋がる。


怪盗Xの生みの親であり、Xを「我が子」と呼ぶが親としての愛情は皆無であり、Xのこともただの道具としてしか見ていない。Xの居場所を知るべく葛西をスパイとしてXのもとに送り込むが、アイに警戒されてしまった為、自らアンドリュー・シクソンに成り済まし、直々に行動を起こした。普段の服装から、アメリカンカジュアルを好んでいる様子。自らが「新しい血族」(実際にはただの部下)と見なした100人ほどの人類以外は全て滅ぶべきであると考えている。人間が食料(謎)の供給源であるネウロは、その存在を「生物として邪魔」と断言、嫌悪感をあらわにした。


「新しい血族」の当主だけあり、様々な能力を持っている。まず、アンドリュー同様に瞬間記憶能力を持ち、拷問によって相手の経験・能力・行動パターンを聞き出して“覚え”、剥ぎ取った頭の皮をかぶることで完全に相手に成り済ます。加えて、「五本指全ての能力」を使えると自称している(劇中で使ったのはDR、テラ、ヴァイジャヤの能力)。『シックス』自身の固有能力は、だいぶ前に完成していたという「合金と細胞の結合技術」を用いて、細胞を金属に変える能力。更に強化細胞も移植しており、弥子は「何千倍も強化された『元』人間」と評し、ネウロも「フルパワーでもてこずる相手」とすら言っている。また、自分の周りにいる人間達を無力化させられるほどの強烈なプレッシャー(弥子曰く「邪悪な圧力」)を発することができる。


表向きの顔は世界最大の兵器メーカー「ヘキサクス」の会長。『死の商人』として世界中に武器を売り込む一方で、製薬会社「グリーンX」の地下実験施設のような非人道的な人体実験を指導している。また、日本の警察・軍事のトップとは「友人」である為、日本での彼の悪行は罪に問われることは無く、過去に秘密を探ろうとしていたジャーナリストである笹塚兵士とその家族を皆殺しにしたこともある。
上述のとおりアンドリューに成りすまして来日し、日本警察を利用してアイの殺害・Xの確保に成功する。その後、ネウロを味方に引き入れようとするも、人間に対する思想が決定的に合わず交渉は決裂。帰国した後はジェニュインに人間殲滅及び対ネウロ戦の指揮を任せる。その後、『死の商人』としての仕事のため再来日し、商談の前に日本の警察・軍事のトップに取引と称した脅しをかけ、自らの悪行を外に漏らす事無く「グリーンX」での人体実験の件を揉み消し、さらに余興としてわざと自分の情報を流し、それに誘われた笹塚を殺害する。しかし笛吹らの活躍により、一連のテロの首謀者として全国指名手配されることになってしまう。やむなく国内にあるアジトに潜伏するが、本城二三男の遺した情報を手にしたネウロ達にすぐさま居場所を探られ、逃亡。廃墟と化した遊園地にネウロたちを誘い込み、XIと自身の能力を使いネウロを追いつめるが、逃走を許してしまう。さらに、ネウロのハッタリに乗せられ、ネウロ達の分断作戦に対してXIを弥子殺害に向かわせてしまい、その結果、怪盗Xとしての正体(なかみ)を取り戻したXIによって、金属細胞の制御を担っていた心臓を奪われる。Xを始末し、ステルス爆撃機で逃走を目論むがネウロに追いつかれ、最後は魔帝7ッ兵器「二次元の刃」により身体を切り刻まれた挙げ句、身体を空中に放り出され、ネウロの靴をその全身で舐めた末絶命。


シックスの呼称は「6(six)」を意味すると同時に、常軌を逸したその悪逆さ故に人々から「病気(Sick)」と見なされた事にも由来する。 本名は「ゾディア・キューブリック」。名前の英字表記およびその他のプロフィールは不明。


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とまあこんなもん好き好んで何回も読んでしまうようなアホはなかなかいないでしょうが、とにかくすさまじい人物です。↑に載ってる「拷問によって相手の経験・能力・行動パターンを聞き出して“覚え”、剥ぎ取った頭の皮をかぶる」シーンや「面白半分に部下をノコギリで苦しませて自決させる」シーンやなんかはジャンプでは多分余裕でアウトなシーンだったのではないかと思います。載ってたからアウトじゃなかったんだけど。ていいますかこの作者、DRに対する拷問描写をもう一週かけてじっくりやりたかったとか語ってますよ。きっと本質的にそういうのが好きなのでしょう。変態め。もっとやれ。




作者である松井優征自身が「最近よくみかける、悲しい過去があって同情できる悪役に対するアンチテーゼ」と語っている通り、同情の余地なし、善悪相対論すらも霞むかのごとくな極悪っぷりで、最後も勿論生死が曖昧になったりましてや味方になったりなどということなく、「身体を空中に放り出され、ネウロの靴をその全身で舐めた末絶命」という素晴らしく屈辱的な死に方をしてくれます。体を半分に割られて助けてくれと無様に懇願したフリーザのようだ。



別に批判すべきことではないのだけど、最近は本当に「悲しい過去があって同情できる悪役」が増えた。別にそれはいい。最初からそういう風に描いてくれたら文句はない。でも極悪に描かれていた筈の、何人も殺害しているような人物がそのさばきも受けずに突如「実はトラウマがあって云々」とか言い始めて許されちゃうパターンがあまりにも多すぎる。要するにキャラが一定してなさすぎる。



…ってなことを作者が嘆いて生み出したのがこのシックスだったのかなあなどと薄らと考えながら、彼の拷問描写にくらくらしながら、卒論は進みません。青年誌か何かでやりたい放題やってほしい作者です。

ただ残念なのは結局彼も人間じゃなかったんですよね。途中からバトル漫画化してたから殆どチートの主人公と戦わせるためにある程度の戦闘能力を持たせなければならなかったのが悲しくて仕方ない。できれば「極悪の人間」でいてほしかった。まったく同じことが「HELLSING」の「少佐」にもいえるのですけど。

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そういうことはおいといてもこの「魔人探偵脳噛ネウロ」、すごいマンガです。シックスというキャラがすごすぎてあれなんですが、ストーリーとしてはこれのひとつ前の「HAL編」のが好きです。刹那との邂逅シーンはもう普通に感動できる。しかし「HAL」といい、「シックス(本名:ゾディア・キューブリック)」といい、ラスボスがキューブリック関係なのは、よほど好きなのでしょうか。

ちなみにこのシックス、見た目がキリストにかなり似てます。キリストこそが世界の絶対悪だ、っていう作者のやばい主張だったりしたりしなかったりして。



「違うね。全ての人間は私の敵であり、私の所有物だ。 私だけが壊す権利を持っている」
この行動理念こそ、究極の絶対悪。
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只今の一曲:Printemps Emeraude/Alcest
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zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。

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