フリークス/ネタバレなし(映)
2013/03/05 01:46:14

『魔人ドラキュラ』でもベラ・ルゴシと組んだトッド・ブラウニング監督が、サーカスを舞台に裏切りと報復の世界を描いた1932年のホラーである。オルガ・バクラノヴァ演じる邪心のある空中ブランコ乗りの女性が、財産を目当てにサーカスの見世物である小人と結婚する。だがそれが、同じように「変わった」姿をしたサーカスの仲間たちに知られ、復讐される。シャム双生児のデイジー&ヴァイオレットのヒルトン姉妹や、足のないジョニー・エック、その他小頭症の人物などが出演したこの映画は、この時代最も話題になり、風刺漫画家のビル・グリフィスの作品『Zippy the Pinhead』に影響を与えた。あまりに衝撃的とのことで、イギリスでは30年間公開されなかった。(Marshall Fine, Amazon.com)
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という事で最近見たヒューマンばかり紹介してたので、趣向を変えて30年代の超名作カルト・ムービーをご紹介です。先に言っておきます。カルト映画ですし、監督はこれで監督生命が終わったりしてますし、差別だとか差別用語だとかそういうレベルではなく本物の奇形の方々がずかずか出てきてものすごい演技しますし、それ以上にラストの鮮烈さと言ったらこれはもう尋常なレベルのものではないのですが
これを見ずして映画を語る事勿れ
今回はマジです。そのくらい本気で、久々にここまでの衝撃を受けました。「ホラー」にカテゴライズしましたが、そういうもんじゃあない。自分が今まで古典で死ぬほど感動した映画っていいますと「悪魔のいけにえ」「サイコ」「エレファントマン」、そこら辺の感覚なのですが、それらに匹敵する素晴らしさ。本気で伝えたい。見て頂きたい。今でこそ。人間だからこそ。こういう映画を。
(ちなみにですが、「エル・トポ」「ホーリーマウンテン」「ネクロマンティック」のようなマジなカルト・ムービーも管理人は好きです。最近さっぱりですが…ここら辺)