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この世界の片隅に(アニ/映画)/弱ネタバレ有

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【あらすじ】1944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、生まれ育った江波から20キロメートル離れた呉へとやって来る。それまで得意な絵を描いてばかりだった彼女は、一転して一家を支える主婦に。創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。やがて戦争は激しくなり、日本海軍の要となっている呉はアメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされ、数多くの軍艦が燃え上がり、町並みも破壊されていく。そんな状況でも懸命に生きていくすずだったが、ついに1945年8月を迎える。

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稀に見るアニメ映画の奇跡の年2016年の一角を占める、さりげなくとんでもない伝説を打ち立てているのではないかという映画「この世界の片隅に」を鑑賞。

仕事終わりに、職場の人たちと気軽な気持ちで見たのですが、劇場を出た時にはまあ皆して心にズーンときておりましてどうしたもんかと。完全に一人で観に行くべき映画。いつぞやの「風が吹くとき」と同じような、その淡くどこかかわいらしい絵柄と内容・表現の重さのきついコントラストがその悲惨さを非常に際立たせている素晴らしい作品でした。

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つげ義春の温泉/つげ義春(本)

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旅人・つげ義春が見た温泉の風景とは?1960年代末から70年代にかけて、日本列島の片すみにあった温泉宿を探して、青森、秋田、福島など、東北や九州を旅した、つげ義春。農村の湯治場に集う人々の表情や、絶望的に静かな雰囲気を見事に写し撮った作品は、忘れられた貴重な記録であるとともに、強烈なつげワールドである。2003年刊のカタログハウス版を大幅に再編集した。 (内容「BOOKベータベース」より)

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ということで「つげ義春の温泉」です。前回の記事でお伝えしたとおり、子供が出来て仕事のみならずプライベートが非常にせわしくなって2年。とにかく彼の世界観に恋い焦がれてしまっています。前から好きだったのですが、昨今はもう彼のエッセイの文章が気持ち良すぎて、一人の時間さえあれば風呂でこの本の、後半の彼のエッセイ部分ばかり読んでいます。ああ大好き。大好きだつげ義春。

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無能の人・日の戯れ/つげ義春(漫)

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漫画家として行き詰まった〈私〉は、他人の目にはろくでなしに映るかもしれない。ろくに働かず稼ぎもなく、妻子にさえ罵られ、奇天烈な空想に耽りながら、無為な日々を過ごしているのだから……。甲斐性のない漫画家の悶々とした日常を描く「無能の人」、競輪場の車券売り場窓口越しに仄かに通い合う夫婦の愛「日の戯れ」など、滑稽かつ哀切な人間存在に迫る〈私〉漫画の代表作12編集成。

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昔から好きだったのですが、どうにもこうにもはまってしまいました。この「つげ義春」という人物像に。はまりすぎて、「つげ義春の温泉」を購入して、彼のエッセイを読んで、更にどんはまり。皮肉屋で、虚弱で、頑固で、本当にしょうもない。でも大好きになってしまって、だから再読。「無能の人/日の戯れ」です。

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TeeTime@神田(カ)

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注文したもの:ブレンドコーヒー&ホットドッグ
来店人数:1人
来店日時:2016/9/27 11時半~12時半
所有本:クオ・ワディス/ヘンリク・シェンキェヴィチ

味:★★★☆☆
値段:★★★★☆
雰囲気:★★★★★
立地条件:★★☆☆☆
総評:★★★★☆

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神田で時間が空いたので、純喫茶「Tee Time」によりました。

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聲の形(アニ/映)/ネタバレ無

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"退屈すること"を何よりも嫌う少年、石田将也。ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。"ある出来事"以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語。

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2016年の夏はすごい。「シン・ゴジラ」の興奮は既に興行収入100億突破という、ジブリ以外では成し遂げられなかった偉業を成し遂げた「君の名は。」により過去の者とされ、さらに「君の名は。」の裏で、ひっそりとこれまた20億を超えるのではないかという、公開館数からすると異常な数値をそこまでの知名度でもない原作のアニメ映画がたたき出そうとしている。しかも、その題材は「障害・差別・いじめ」という、とてもジャケットからは思いもつかないような、重すぎるもの。

「シン・ゴジラ」による映画ブームの再燃のきっかけ、いわゆる青春・切ない系のブーム、アニメのオタク層から一般層への浸透、どうしたのかというくらいのここ最近のワイドショーをはじめとした全方位的なプロモーション…様々な要因があるのは間違いないのですが、もう一つ確実に言えることがあって、それは上記の3つが、どれも別の方向ながら、どれもが稀代の名作といって間違いないレベルのクオリティで世に放たれているという事です。これらが「2016年の夏」に集中したのはもはや奇跡といっても差支えないものであり、映画好きからするとありがたい話でした。

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zita

Author:zita
東京在住。音楽、読書、映画、ドラム、お絵かき、廃墟が好き。趣味は広く広くを目指して。好きなものは深く深くを目指して。

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